野球に特化したスポーツAI事業に取り組む「Knowhere」、斎藤佑樹・GameWithらから約1億円の資金調達を実施
Knowhereは、2020年9月に「誰もがスポーツが上手くなれる環境を」をミッションに掲げ、スポーツにおけるデジタル活用を推進するスタートアップ企業として創業し、現在は野球に特化したスポーツAI事業に取り組んでいる。
人の感覚や経験などアナログに頼り効率的ではない野球のトレーニングに関して、データとアルゴリズムを活用したデジタル活用を進め、トレーニングの効率化や成果を高めることを目指している。アルゴリズムの強化のためのデータ収集を目指し、東京外苑前にトラッキングシステム「ラプソード」を導入した野球ジム「外苑前野球ジム」を2021年12月にオープン(約100名 / 2022年5月現在)し、ジム利用だけではなく会員同士の情報交換や交流などコミュニティの場として利用されているという。
昨今、日本中学校体育連盟の調査によると日本の野球の競技人口は減少傾向にある。2010年代からメジャーリーグでは試合及びトレーニングにおいてデータを活用し始めており、日本のプロ野球でも主流になりつつある。Knowhereは、アマチュアでも気軽にデータ活用が可能な環境を提供することで、日本の野球競技人口を増やしたいと考えているとのことだ。
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■本資金調達概要
調達方法:第三者割当増資
株 主:株式会社斎藤佑樹、株式会社DGベンチャーズ、株式会社GameWith、East Ventures、Skyland Ventures、個人投資家等
資金用途 :AI/データエンジニアをはじめとした採用活動を強化、サービス開発及び事業運営体制の強化