NECとカゴメ、AIで子どもの苦手な野菜と相性の良い食材を導き出した「AI(愛)のプリン」を開発
2022/8/3
日本電気株式会社(以下、NEC)とカゴメ株式会社は、カゴメが実施した「子どもの野菜に対する意識調査(2019年)」の結果とNECのAIを活用して、子どもの苦手な野菜と相性の良い食材の組み合わせを導き出し、この食材の組み合わせを利用した「AI(愛)のプリン」(6種類)を開発したと発表した。
カゴメが実施した「子どもの野菜に対する意識調査(2019年)」では、野菜が好きな子どもでも、そのうちの74%は嫌いな野菜があるということがわかったという。そこで、本調査を参考に選定した21種類の野菜とNECが収集した50万以上のレシピ情報から、NECのAIにより相性の良い食材を導き出し、この組み合わせを老若男女問わず人気がある「プリン」に利用することで、苦手な野菜にもおいしく、楽しくチャレンジしてもらいたいと考えたという。プリンの開発にあたっては、まずNEC独自のリンク予測AI技術を活用して、子どもが苦手な野菜と相性の良い食材の組み合わせを100通り導き出した。その後、特設サイトにおける一般投票により25種類を選出し、シェフがこの結果を参考にして、6種類のプリンを開発したとのことだ。
今回開発した6種類のプリンのレシピは、子どもの野菜嫌い克服に加え、夏休みの親子のコミュニケーション活性化に寄与することを目的として、専用ホームページに無償で公開する。また、プルシック店舗やオンラインショップでは、第一弾として、「トマトとクリームチーズ」、「とうもろこしとヨーグルト」の2種類のプリンが販売される。
■「AI(愛)のプリン」について
「とうもろこしとヨーグルト」
とうもろこしのプリンに隠し味にマヨネーズを加えた。その上にとうもろこしを添え、ヨーグルトソースで仕上げた。
クリームチーズとマスカルポーネのプリンを焼き上げ、フレッシュトマトと塩味のジュレを混ぜて流し込んだ。
ラム酒で香り付けしたレーズンとカラメルの上に、かぼちゃのプリンを流し込み焼成した。
オレンジで香り付けしたにんじんのプリンの上に、白ワインのジュレを流し込んだ。
ほうれんそうとココナッツのプリンの上に、ココナッツのブランマンジェを流し込んだ。
とうふと豆乳をブレンドし、プリンとして焼き上げ、その上に枝豆を添え、マッシュポテトをモンブラン風に絞った。
専用ホームページにて6種のプリンのレシピを無償公開する。
・販売について
(1)販売時期
第一弾(夏):9月~10月 「とうもろこしとヨーグルト」「トマトとクリームチーズ」
第二弾(秋):11月~12月 「かぼちゃとレーズン」「にんじんと白ワイン」
第三弾(冬):1月~2月:「ほうれんそうとココナッツ」「じゃがいもととうふ」
(2)価格:各500円(税込)
(3)販売店舗
プルシック岐阜
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