ノーコードWeb制作プラットフォーム「STUDIO」、ベネッセの教材「Pスタディ」と連携し高校生向け教材にノーコードを導入

STUDIO株式会社は、同社が運営するノーコードWeb制作プラットフォーム「STUDIO(スタジオ)」が、株式会社ベネッセコーポレーション(以下、ベネッセ)の発行する高校向け学習支援教材「Pスタディ」と連携し、高校の科目「情報Ⅰ」におけるWebサイト制作実習用の教材としてサービスを提供すると発表した。

STUDIOは今回の提携に際し、「Pスタディ」採択校の生徒・教員を対象に有料プランを無償で提供するとともに、ツールの使い方資料や、授業内での活用方法を示す指導者向けガイドを配布する。

2030年にはIT人材が45万人不足すると言われる中で、次世代の担い手たちにクリエイティブな学びの機会を提供し、デジタルネイティブに育てていくことは、IT業界のみならず日本社会にとって急務だ。このような社会課題に貢献すべく、STUDIOは「Pスタディ」を通して教育現場に最大限のサポートを提供するという。

なお、両社では今後、高校生が実際に社会とつながる場を提供すべく、デザインアワードの開催、現役デザイナーと連携した高校生向けイベントなどの提供も検討しているとのことだ。
出典元:プレスリリース

■「情報I」を指導する学校現場の課題

情報発信を学ぶ単元「情報デザイン」(6~10コマ)においては、あるテーマに対する「課題の発見」〜「情報の収集、整理・分析課題」〜「情報の表現」〜「評価・改善」といった一連の流れを学習し、実習としてポスター制作やWebサイト制作を行うことがある。

ベネッセによると、この単元の授業でWebサイトの制作に取り組む場合、コーディングスキルの習得にほとんどの時間を費やすことになり、情報デザインの学習の本質である課題の発見から評価・改善までの流れの理解や実践に十分時間がかけられない教育現場が少なくないのが実情だという。
出典元:プレスリリース
そこでSTUDIOは、高校生に情報デザインの本質的な学びをしてもらうため、ベネッセの情報I学習教材「Pスタディ」にノーコードWeb制作プラットフォームの「STUDIO」の指導ガイドやワークシート、STUDIOの使い方をサポートする教材を提供し、授業で活用できるようにした。STUDIOはコーディングの学習不要で、わかりやすい直感的な操作でWebサイトを構築することができる。
出典元:プレスリリース
STUDIOを利用することで、HTMLやCSSの学習に費やしていた時間を情報デザインの本質となる課題の発見から評価・改善までの流れの理解や実践の学習に費やすことができるようになる。

「Pスタディ」にはSTUDIOの指導ガイドやワークシート、使い方をサポートする教材も掲載されており、担当教員の技術的なキャッチアップも安心して行える体制を整えているとのことだ。
出典元:プレスリリース

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