Repro、アプリストア最適化ツールでユーザーの視線がシミュレーションできる「AIストアビジュアル解析機能」をリリース

Repro株式会社は、同社が提供するASO(アプリストア最適化)ツール「ASO Insight」の新機能としてアプリストア内のクリエイティブ(スクリーンショット・ストアページ)におけるユーザーの視線がシミュレーションできることで改善に繋げることのできる「AIストアビジュアル解析機能」をリリースしたと発表した。

ASOは、アプリストアの検索順位上昇による自然流入の増加(SEO)とアプリ詳細ページの最適化によるダウンロード率の増加(CRO)の2つの施策を組み合わせた対策を指す。ASOはWebのSEO(検索エンジン最適化)のアプリ版であるとイメージされやすく、アプリストアの検索順位で上位を獲得するためのキーワード対策のみが重要視される傾向がみられるという。しかし、検索経由でアプリに出会ったユーザーも、広告経由でアプリに出会ったユーザーも、ダウンロード(DL)するかどうかを意思決定する場所はいずれもアプリストアのランディングページであることから、アプリストアのクリエイティブを最適化していくことはDL率・数を向上させるために欠かすことのできない対策であり、広告経由のCPI低下にも貢献する。キーワード対策を強化してアプリ詳細ページに訪れるユーザー数を増やすことができていても、広告の情報との乖離や一貫性のない訴求がされていること、検索結果一覧で競合アプリと並んだ際に魅力に欠けるなどの理由からDLに繋がっていないことも考えられるとのことだ。
出典元:プレスリリース
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一方、クリエイティブ改善はデザインにまつわる専門的な知識を要する。評価において個人の主観から切り離しづらいことや、他者へ理論的な説明がし難いことに加え、どのような点やデータに着目して改善すれば良いかなど、考慮が必要な項目が多数ある。

■AIストアビジュアル解析機能概要

「AIストアビジュアル解析機能」は、アプリストア内のスクリーンショットやアプリ詳細ページのファーストビューがユーザーの目にどのように映るかを解析し、評価することができる機能だ。画像をアップロードするだけでユーザーがどの箇所をどの順番で注視するかが可視化できる。ユーザーの視線をシミュレーションし、注視されるポイントを抑えた上でクリエイティブ改善が可能になる。ユーザーの目を惹き付け、受け入れられやすいアプリストアページの設計が実現されることでダウンロード率・数の改善に貢献する。
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・スクリーンショットの改善
クリエイティブで訴求したいポイントがユーザーの視線に入っているかどうか、要素の配置が適切であるかなどを解析し、改善につなげる。
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・検索結果一覧での見え方の改善
アプリストアの検索結果で競合アプリと並んだ際のユーザーの見え方を解析することも可能。自社アプリに注目が集まるようなスクリーンショットのほか、各種要素の改善につなげる。
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