土田酒造、ブロックチェーン技術などを活用したトレーサビリティ・サービスを採用

SBIトレーサビリティ株式会社は「G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合」のレセプション向け日本酒として提供された、土田酒造株式会社「Tsuchida 壌 木桶仕込み」にブロックチェーン技術などを活用したトレーサビリティ・サービス「SHIMENAWA(しめなわ)」が採用されたと発表した。

「G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合」のレセプション向けにブロックチェーン技術などを採用した日本酒を提供することで、昨今、輸出拡大が進み、海外でさらに注目が高まっている日本酒で食の安全性の担保やブランドの保護に対して最新技術を活用した取組みが進んでいることをG7(主要7か国)のデジタル・技術担当大臣に直接PRすることができたという。

SHIMENAWAはブロックチェーン技術とNFC/RFID技術を融合させたデジタルペアリングで、酒米の生産者・産地や醸造元情報のほか、出荷日などの流通プロセスを可視化すると共に、その日本酒が本物である「真贋証明」や、いつどこで消費されたかの「開封検知」機能が搭載されている。この「真贋証明」機能により日本酒を購入する人に醸造元として本物を届けるという責任を果たすことができ、顧客からさらなる信頼性の向上が期待できるという。また、「開封検知」機能は、その銘柄がいつごろ/どこで/どのくらい消費されたかのデータを取得することができ、醸造元にはインテリジェンスな経営への活用や、顧客には購入した高級日本酒の希少性をさらに高めることを目的に新たな価値を提供することが可能となるとのことだ。
出典元:プレスリリース

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