滋賀県甲賀市・高島市、デジタル地域コミュニティ通貨「まちのコイン(ビワコ)」を導入

株式会社カヤックは滋賀県と連携し、同社が開発したコミュニティ通貨(電⼦地域通貨)サービス「まちのコイン」を、甲賀市と高島市で2023年7月1日から導入したと発表した。

滋賀県では2022年7月25日より地域活性と関係人口増加を目的に、「まちのコイン ビワコ(滋賀県での通貨名)」を長浜市、近江八幡市、日野町の3市町から導入しており、今回の導入で5地域へ拡大した。
出典元:プレスリリース

■背景・目的

滋賀県では、2021年以降の県内への移住人口や移住希望者の増加、さらには少子高齢化、事業継承者をはじめとする地域づくりの担い手不足の拡大の課題に対し、地域づくりへの主体的な参画やイベントなどの地域交流に参加する全国の「関係人口(訪問系)」を呼び込むため、2022年5月にローカルDXの実現に向けた連携協定をカヤックと締結した。現在はデジタル地域コミュニティ通貨である「まちのコイン」と、移住スカウトサービス「SMOUT」を県全域で導入している。「SMOUT」で滋賀県に興味を持った人に、「まちのコイン」で地域ごとの魅力を深く体験してもらうことで、継続的に滋賀県に関わる人を増やすことを期待しているという。また、「まちのコイン」を活用することで、滋賀県内の各地域の魅力を県内で横断しワンストップで発信できることを期待しているという。そして、滋賀県内に住む人が地元の魅力を再発見し、訪れる人が継続的に地域とつながることで、地域活性と関係人口増加を目指すとのことだ。

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