
「採用・就活とAI」に関するアンケート調査が実施
2023/12/5
Thinkings株式会社は、採用活動でAIを活用したことがある採用担当者200名と、企業の採用活動でAIが活用されていることを知っている24卒就活生200名を対象に、「採用・就活とAI」に関するアンケート調査を実施したと発表した。
・「AIを活用したほうがよい」採用業務
「AIのほうが忖度がないから」
「AIのほうが公平であるから」
「人手不足の解消のため」
「AIの方が的確に(アウトプットを)作成してくれるから」
「私たちでは考えられないような斬新な企画を生み出してくれるから」
・「人の手で対応したほうがよい」採用業務
「性格や人間性などは、人の目できちんと確かめなければわからないと思うから」
「(応募者に)不信感をいだかせないから」
「内定者とのコンタクトは現時点ではAIでは拒絶反応がでる可能性がある為、AIがもう少し人に近づき世間に認知されれば、内定者フォローを含め、採用業務を全て任せても良いと思う」
「学生が就職活動でAIを利用することをどのように受け止めますか?」という質問では、採用担当者の78.5%が「歓迎する」「やや歓迎する」と回答した。
肯定:「適性検査など正解が決まっているものはAIによる判断で問題ない」
肯定:「選考初期はスピード重視・企業の人事の負担削減のためAIの判定でも良い」
肯定:「AIのほうが人よりもフラットな判定だと思う」
否定:「個性や雰囲気も含めて一緒に働きたいかどうかなどを判断してほしい」
否定:「AIが具体的にどのような仕組みで判定するのか分からないので不安」
否定:「AI面接を受けた際、1度話した内容を何度も聞かれることがあり、不信感を覚えたため」
調査概要
調査対象:
採用活動でAIを活用したことがある採用担当者
2024年卒業予定で1社以上の内定を取得した就活生
調査人数:それぞれ200名
調査期間:2023年10月
調査方法:オンラインアンケート
調査主体:Thinkings株式会社