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クラウドってどんなもの?IT初心者にも分かりやすく解説!

クラウドサービスという言葉を近年よく聞くものの、どのようなものなのか理解していない方も多いでしょう。今回は、そもそもクラウドとは何か、クラウドサービスを利用するメリット・デメリットなどについて具体例を用いて詳しく解説します。

クラウドとは

近年、「クラウド」という言葉を耳にすることが多くなりました。クラウドについて、なんとなく知っているという方は多いと思いますが、「具体的にクラウドってどんなもの?」と聞かれた場合に明確に答えられる方は少ないのではないでしょうか。

クラウドという言葉は非常に曖昧なものであるため、よく理解していないと答えるのは簡単ではありません。以下では、そんなクラウドについて詳しく解説していきます。

そもそも、クラウドとは何か?

クラウドとは、正式名称をクラウド・コンピューティングと言い、コンピューターの利用携帯の一つです。

これまではハードウェアを購入したり、パソコン上にソフトウェアをインストールすることでしかサービスを使用することができませんでした。しかし、このクラウドが登場したことでそのような手間をかけなくても利用できるサービスが多数誕生しました。

このように、わざわざハードウェアを購入したり、ソフトウェアをインストールせずとも利用できるようなサービスのことをクラウドサービスと呼んでいます。

クラウドの代表的な特徴として、利用する際にサーバーの所在地が意識されないことが挙げられます。利用者は、インターネットなどに接続されているサーバーが提供するサービスをパソコンやスマホなどで使用することになります。

なぜ、クラウドと呼ばれるようになったのか?

クラウドと呼ばれる理由については様々な通説がありますが、一説によるとインターネットを(雲)として、その先にあるサービスを利用することに由来して、クラウド(=cloud)と呼ばれるようになったと言われています。

また、様々なシステムを集約した意味でクラウドと呼ばれているという見方もあり、なぜクラウドと呼ばれているのかについては諸説あります。

クラウドサービスが生まれた背景

世界初の商用コンピュータが登場したのは、1950年代のことです。当時は価格も高額で、一人ひとりがコンピュータを使用する時代ではなく、全ての機能を持った大型のコンピュータを、多くのユーザーが同時に利用していました。1990年代に入るとコンピュータの価格が下がり、企業は一人一台の端末を購入し、広く利用されるようになります。現在のようなGUIでの操作も出現し、使いやすく進化したものの、ネットワークもまだ低速でした。1990年代後半になると次は、Webコンピューティングの時代になります。ネットワークの速度も改善され、コンピュータの利用台数も爆発的に増えていきます。その弊害で、アプリケーションやデータをすべての端末に配布するのが困難になっていきます。そこでWebブラウザが登場します。Webブラウザを通じて、サーバーにアクセスすることで、アプリケーションを利用する方式が一般的になっていきます。ただ、サービスが増えたことで、サーバーも乱立し、管理が負担になっていきました。こうした問題を解決するために生まれたのが、「クラウド」です。

クラウドの種類について

クラウドと一口に言っても、その種類は様々です。どのような観点で見るのかによって、多数の種類に分けることができます。以下ではクラウドの種類について詳しく解説していきます。

パブリッククラウドとプライベートクラウド

クラウドは大まかに分けてパブリッククラウドとプライベートクラウドに分けることができます。以下の表でそれぞれの概要を解説していきます。
パブリッククラウド パブリッククラウドとは、企業や個人に対して環境を提供しているオープンな形態を指しています。
業界や業種も関係なくサービスが提供されているため、企業でも個人でも専用のハードウェアを用いず、利用したい人が自由に利用することが可能です。
パブリッククラウドではネットで申し込みを行えるので、即座にサービスを利用することができます。
プライベートクラウド プライベートクラウドとは、企業や組織などが専用の環境を独自に構築し、それぞれの会社で使用したり、グループの会社に提供する形態のことを指します。
こちらのクラウドであれば、これまで用いられてきた社内システムと同じようにシステムを管理したり設計することが可能です。
また、セキュリティに関しても会社独自のセキュリティのもと、柔軟に対応することができます。

サービス提供範囲に着目した分類

クラウドはサービス提供範囲に着目した分類も行うことも可能です。以下では具体的な分類について解説していきます。
サービス提供範囲に着目した分類
SaaS(サース) SaaSはこれまでにおいてパッケージ製品として利用していたアプリケーションソフトウェアなどを、インターネットから必要な部分だけサービスとして提供したり利用する形態のことです。
こちらのサービスは容易に利用可能ですが、カスタマイズなどを行えないという特徴があります。
PaaS(パース) PaaSはミドルウェアやOSなど、ソフトウェアが稼働するのに必要なプラットフォームをサービスとしてインターネット上に提供する形態のことです。
こちらは各種設定について利用者が行う必要がなく、アプリ開発などに集中できることが特徴となっています。
IaaS(イアース) IaaSはサーバーや記憶装置、OSなどのインフラをインターネットを介して提供しています。
その概要はホスティングサービスに近いサービスです。
ただし、ホスティングサービスと比較するとソフトやハードなどの選択自由度が高くなっており、柔軟性のある使用が行えるのが特徴となっています。

運用・管理方法に着目した分類

この他にも、運用・管理方法に着目した分類も行うことができます。以下ではクラウドを運用・管理方法ごとに分類したものを解説していきます。
運用・管理方法に着目した分類
マネージド型 マネージド型とは、サービス提供会社側でサーバーやソフトウェアの運用などを実施するサービスです。
サービス提供会社によって管理者権限が保持され、ソフトウェアやサーバーの運用を行います。
利用者は、こちらの提供会社が許している範囲でサービスを利用することができます。
セルフマネージド型 セルフマネージド型とは、ユーザー側でサーバーやソフトウェアの運用などを実施するサービスです。
ハードウェアやネットワーク回線などはサービス会社によって提供されます。
こちらのサービスは、管理者権限がユーザー側にあるため、
サービスの提供範囲内でサーバーの設定変更などを自由に行えることが特徴となっています。

クラウドサービスを使ったサービスの例

このように、様々な特徴があるクラウドサービスですが、具体的にはどのようなサービスがあるのでしょうか。以下では実際にクラウドを利用したサービスについて解説していきます。

Googleのクラウドサービス

Googleも、インターネット環境とブラウザがあればいつでも利用できるクラウドサービスを多数提供しています。代表的なものとしては、Gmail・Googleドライブ・Googleフォト・Googleカレンダー・Googleドキュメントなどが挙げられるでしょう。このようなサービスは普段何気なく利用されている方も多いと思いますが、それほど人々の生活にクラウドが浸透していると言えるでしょう。

WEBメール

メールに関しても、インターネットに接続できる環境とブラウザが存在していればいつでもどこでも利用することができるようになりました。これまでのメールであれば、メールソフトなどを事前にインストールして利用しなければなりませんでした。当然、データもその端末上に保存されているのが当たり前だったのです。

しかし、WEBメールではそれらのデータ全てがネット上にあり、時と場所を選ばずに使用することが可能です。WEBメールには、例えばGmailやiCloudメールといったようなサービスが存在しており、この他にも企業に対してメールサービスを提供するクラウドメールも存在しています。

オンラインストレージ

オンラインストレージとは、各種ファイルや写真といった様々なデータをインターネット上に保存することができるサービスのことを言います。これまでであれば、パソコンなどにデータを保存することが当然でしたが、インターネットに接続することでこのようなサービスを利用でき、どこにいても保存することが可能になりました。ただし、オンラインストレージで保存可能な容量については上限があります。無制限に保存できるわけではありませんので、あらかじめそのことをよく理解しておきましょう。

クラウドサービスを利用するメリット

クラウドサービスは便利な部分が非常に多くあります。そこで導入することで得られるメリットについて解説します。
メリット
・導入コストと運用コストが抑えられる
・どこでもサービスを利用できる
・セキュリティが充実している
・保存容量の心配を抑えやすい
・タイムリーに利用開始できる
・端末の破損に対応しやすい

メリット①導入コストと運用コストが抑えられる

クラウドを活用することで、導入コストや運用コストを抑えることができます。
これまでであれば、会社に新たなシステムを導入しようとすれば、すでに存在しているサーバーへソフトウェアをインストールした上で利用することが当たり前でした。

そうなればサーバーそのものに対しての費用や維持費が必要になりますので、コストも当然掛かってきます。しかし、クラウドであればこのようなサーバー購入やソフトウェア購入などが必要ありません。そのため、導入コストを抑えることが可能です。

また、自社で運用するわけではないためメンテナンスなどのコストを削減でき、運用コストも掛かりません。このように、コスト面でのメリットはクラウドの魅力であると言えるでしょう。

メリット②どこでもサービスを利用できる

クラウドの最大の特長は、「ネットにつながればいつでもどこでもサービスが利用できる」ことでしょう。以前であればメールの確認や書類の作成に関しても会社のオフィスで行う必要がありました。外回りでどれだけ忙しくとも、毎回会社に戻って処理をしなければならなかったのです。

しかし、クラウドを導入することで外出先からの処理なども行うことができるようになりました。ネット環境さえ整っていれば場所を選ばずに仕事を行うことができます。忙しい時であれば外部で連絡を取り、非効率な残業を減らすことができるのです。

このように、どこでもサービスを利用できることは、クラウドの大きなメリットの一つでしょう。

メリット③セキュリティが充実している

セキュリティ面が充実している点も、クラウドを導入するメリットの一つと言えるでしょう。クラウドを導入することによって大切なデータの設備が整ったサーバーやデータセンターでウイルス対策をしてもらえます。

自社で管理する場合にはそのようなセキュリティ対策を行うためにも専門の担当者とコストが必要になるため、企業側からしてもそれなりの負担となってしまうでしょう。しかし、クラウドを導入すればこのような負担の心配がありません。

クラウドでは、サービスを提供している業者によって、いつでも最新のセキュリティ対策を行うことが可能です。そのため、セキュリティ対策を充実させる点においてはメリットとなると言えます。

ただし、クラウドには以下で解説するような外部からの攻撃される可能性も否定できないため、そのリスクについてもよく理解しておきましょう。

メリット④保存容量の心配を抑えやすい

クラウドでは、必要に応じて、リソースの増減を行うことができるという利点があります。PCでもメモリの増設などを行うこともできますが、個人なら可能でも、企業が社員一人ひとりの状況に応じて、PCのリソースを増減することは現実的ではありません。かといって、最初から大容量のメモリや処理能力の高いPCを選択すると、コストに見合わない危険があります。その点、クラウドでは必要に応じてリソースの調整やスケールアップが可能で効率的です。

メリット⑤タイムリーに利用開始できる

新しいビジネスツールやデジタルサービスを導入するには、時間がかかります。無料のトライアルを実施している事業者もありますが、一度、導入したシステムを簡単には変更できません。そのため、慎重に選定していく必要があります。ただ、クラウドなら、新しいリソースの導入が圧倒的に早いというメリットがあります。必要なときに必要なサービスを手配できます。不具合がないか検証する時間も短縮できます。

メリット⑥端末の破損に対応しやすい

業務に使用しているPCやスマホが壊れると、内部にあったデータを復旧させるのは時間も手間もかかります。バックアップなどを取っていなかったら、最悪の場合、データが消失してしまいます。その点、クラウド上にデータをアップロードしているのであれば、IDとパスワードがわかれば、異なる端末でも情報にアクセスすることができます。それまで使っていた端末が壊れてしまっても全く問題ありません。もちろんクラウドサービスでもメンテナンス作業の不具合で、サーバーからデータが消えてしまう可能性もゼロではありません。心配な人は重要なデータをUSBメモリや外付けのHDDといった機器に別途バックアップしておくのも良いでしょう。

クラウドサービスを利用するデメリット

メリットの多い、クラウドサービスですが、弱点や利用へのデメリットはないのでしょうか?

デメリット①情報セキュリティのリスクが高まる

クラウドサーバーはインターネットを介して利用することになるため、外部から攻撃されるリスクがあります。典型的なケースとして、Dos攻撃といった大量アクセスによる攻撃や、SQLインジェクションなどの不正に個人情報を抜き取るといった情報漏洩のリスクも存在しています。

この他にも人為的な操作ミスの情報漏洩リスクがあることもデメリットの一つです。クラウドサーバー業者の担当者がミスをすることで、個人情報が流出してしまう危険性もあります。

このような情報面でのリスクが存在していることも、あらかじめおさえておく方が良いでしょう。ただし、セキュリティ対策が万全の会社を選択することで、これらのリスクも下げることができるため、会社選びを慎重に行うことが大切です。

デメリット②サービスが終了する可能性がある

利用できなくなる可能性が存在していることも、クラウドのデメリットの一つです。クラウドサービスは、永久に利用できるわけではありません。サービス競争やユーザーの増加などによって、サービスの内容も変化します。

利用者の減少などが原因で利用しているクラウドサービスそのものが途中で終了してしまう場合もあるため、このような可能性を事前に把握しておくようにしましょう。

また、長期間アカウントを使用しない場合やサービスを利用していない場合などにも、アカウントが削除される可能性があります。このようなデメリットについても、併せて理解しておくことが大切です。

デメリット③インターネット環境が必要

クラウドサービスのデメリットは、インターネット環境が必須な点です。インターネットにつながらない環境では、クラウド上にあるデータやサービスにアクセスできず、業務ができません。通信障害などのネットワークトラブルが発生すると、業務が止まってしまうことになります。

デメリット④サービスによってはコストが増える

クラウドサービスの大半は、サーバーのメンテナンスや維持管理費があるため、買い切りではなく、月額や年額での定額サービスで提供しています。企業にとっては初期投資が抑えられるというメリットはありますが、反対に毎月のランニングコストがかかるので、トータルでは割高と言えるかもしれません。もちろん金額に見合っていなければ、解約すれば良いのですが、利用するユーザーの数に比例して月額利用料は高くなっていくので、負担に感じる経営者もいるかもしれません。

クラウドサービスをうまく活用できるようにしておこう

クラウドは非常に便利なサービスです。クラウドが導入されることで、日々の業務も効率化され、無駄を削減することができます。現代においても多くの会社で導入され、利用者の数も増加しました。

ただし、利用する際にはそのメリット・デメリットを比較して導入するかどうかを考えることが大切です。クラウドを上手く活用して、充実した生活を送るようにしましょう。

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