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ChatGPTとは?初心者でも分かる始め方を解説

ChatGPTは、OpenAI社が開発したチャットボットです。
本記事では昨今、急速に話題に登りだしたChatGPTとはいかなるものかから、今後ChatGPTによって世の中がどう変化していくのかや具体的な使い方など、幅広くChatGPTについて解説していきます。

ChatGPTとは

OpenAI社が開発

ChatGPTはOpenAI社が開発したチャットボットです。
その最大の特徴は会話形式でやり取りできること。しかも単に質問に答えるだけではなく、質問の前提に含まれる誤りを指摘したり適切ではない質問自体の回答を拒否したりといった、より自然な問答が可能です。
なお、ChatGPTの開発元であるOpenAI社の設立者にはテスラ社のイーロン・マスク氏も名を連ねています。
また、現在はマイクロソフト社が極めて積極的な投資をおこない、研究開発をさらに推し進めています。
それらからも非常に革新的かつ大きな可能性を持つ技術であることが察せられるのではないでしょうか。

圧倒的なユーザー数

ChatGPTは2022年11月にリリースされ、そこからわずか1週間ほどの12月には100万人のユーザー数を突破したと言われています。
そして、そこから3ヶ月と経たぬ2023年1月、ChatGPTは史上最速でユーザー数1億人を突破したと見られています。
参考までに、いまや世界的なアプリであるTikTokOKとInstagramがユーザー数1億人突破にかかった時間はそれぞれ9ヶ月、2年半と言われています。
これはいかにChatGPTが各方面から注目されていたかが分かる数字といえるでしょう。

ChatGPTのアカウント開設方法と使い方

ChatGPTを使い始めるためにはOpenAIのアカウントを開設する必要があります。
ここからは具体的にChatGPTを使い始めるためのアカウント開設方法や使い方を解説していきます。

ChatGPT開設方法の手順

まずはOpenAI社の公式ウェブサイトへアクセスし、「TRY CHATGPT」を選択します。
すると、OpenAIアカウントの登録を求められます。
OpenAIアカウントはメールアドレスによる登録も可能ですが、Googleアカウントまたはマイクロソフトアカウントでも登録可能です。
ここではGoogleアカウントを例に解説していきます。
登録を進めると、続いて電話番号認証を求められます。
ChatGPTは海外のサービスのため、電話番号1桁目の「0」は省略して入力します。
その後、電話に送られる6桁の認証コードを確認して入力すればOpenAIアカウントのサインアップは完了です。
その後、ChatGPTに関する基礎情報や注釈などを確認すればChatGPTを使う準備もひととおり完了します。
なお、ChatGPTはマイクロソフト社の検索エンジン「bing」にも搭載されましたが、そちらの利用は人気殺到につき順番待ちになっています。
とりあえずChatGPTを触ってみたいという人はbingではなくOpenAIのアカウントで試してみましょう。

ChatGPTの使い方

ChatGPTの使い方は非常にシンプルです。
質問したい内容を検索窓に入力するだけです。
枠が薄いため見落としがちですが、下方に検索窓があります。
また、中央には質問例や利用上の注意点などが提示されています。
はじめてChatGPTを利用するときは目を通しておくことをおすすめします。
なお、ChatGPTは英語での利用を想定されていますが、日本語でも問題なくやり取りできます。
不自然な回答となることもなく極めてスムーズなやり取りが可能です。
ただし、さすがに英語のほうが豊富な学習済みデータを備えています。
また、ChatGPTは質問の語順が回答に影響を及ぼします。
回答の精度が低いと感じたら語順を工夫したり言語を変更したりしてみましょう。

ChatGPTを使ってできること

続いては、具体的にChatGPTでどういったことができるのかを解説していきます。

テキスト生成

ChatGPTは単純に質問に回答するだけではなく、テキスト生成などのクリエイティブな作業も可能です。
曖昧でざっくりとした投げかけでもかなり具体的なテキスト生成が返ってきます。
もちろん、分量や文体など詳細な条件設定も可能です。
単にテキストを生成するだけであれば、これまでも実はChatGPTを使わずとも可能でした。
ランダム関数などを使えばよいだけです。
しかし、そうした方法で作成できるテキストは文法上正しくとも意味の通ってないものでした。
対して、ChatGPTの生成するテキストはほとんど矛盾のない自然なもの。
このように、ほぼゼロから意味の通った独自のテキストを生み出せるという点はChatGPTならではの非常に優れた機能といえるでしょう。

質疑応答

当然ながら、ChatGPTは質疑応答にも対応しています。
先ほどの例では「日本語で質問可能か」という問いに「可能」と応えつつ、「お気軽に」といったクッションまで挟んでいます。
単なる機械的な反応ではなく、まさに人工知能といったところです。
ChatGPTではありませんが、こうしたAIによる自然な質疑応答はすでにビジネス全般に広く応用されつつあります。

テキスト翻訳

ChatGPTはテキストの翻訳も可能です。
ここでは、テキスト生成機能で返ってきた小話を「上記の小話」と指定して翻訳を依頼してみたところ完全に期待したとおりの回答が得られました。
単一の質疑応答にとどまらず、連続性も加味した回答までも得られるところは既存のボットとは一線を画しているといえるでしょう。

テキストの要約

ChatGPTはテキストの要約も可能です。
既存のテキストを要約することも可能ですし、ChatGPT自身が作成したテキストをあらためて要約させることも可能です。
ただし、未読のテキストをChatGPTに要約させたとしても、コアとなる部分を抜き出せているかはチェックが必要です。
一方で、冗長になってしまった自作のレポートを見直すときなどには非常に便利な使い方ができるのではないでしょうか。

表計算ソフトの関数記述

表計算ソフトを使っていると、求めたい結果は具体的なものの、そこへ至るための関数記述が分からないということもしばしばかと思います。
そのようなときに、ChatGPTへ要求をそのまま伝えると表計算ソフトに記述すべき関数記述も回答してもらえます。

小説などの脚本作成

ChatGPTは登場人物や分量、喜劇・悲劇などの設定をすれば、小説などの脚本作成まで可能です。
いわゆる文学の領域にまで切り込んでいる様子はChatGPTの可能性が底知れないことを実感できるのではないでしょうか。
ただし、さすがに面白い/面白くないといった判断は読み手次第ですから、そうした情緒的な部分を効果的に演出するにはいまもなお人による手直しが必要なようです。

ChatGPTのメリット・デメリット

メリット

多角的な視点で情報収集ができる

ChatGPTへはある程度漠然とした内容でも質問可能です。
その場合、切り口を固定されない多方面の観点からの回答を期待できます。
結果として、従来のボットのような機械的な反応では得られない多角的な視点で情報収集できます。
あるいは、うまく使えば人力を必要としないブレインストーミングの代用としても活用できるかもしれません。

時間短縮ができる

多様な使い方ができるChatGPTは、言い換えればマルチユース可能な汎用ツールです。
そのため、目的に応じてツールを使い分けるのに比べて大きく時間を短縮できる点も意外なメリットになるでしょう。
また、テキスト作成機能を活用すれば、なんらかのテキストコンテンツの骨組みを瞬く間に作ることも可能です。

悩み相談ができる

ChatGPTはあたかも人を相手にしているような反応をします。
また、端的に質問に回答するだけではなく、聞き手の状態に配慮した細やかな心遣いさえ感じられます。
そうしたChatGPTの反応は、日記などの閉じた内省では期待できない知見も得られます。
使い方次第では知人・友人に対する悩み相談に代わるものとしても活用できることでしょう。

デメリット

情報の正確性に欠ける

残念ながら、現段階におけるChatGPTの回答は正確性に欠けています。
実際の人を相手にしているように、回答を鵜呑みにできないのはデメリットと言わざるを得ません。
それにもかかわらず、ChatGPTの回答は「もっともらしい」ところが曲者です。
このデメリットについてはChatGPT利用者がまずなにをおいても意識しておくべきでしょう。

専門性が高い質問には対応できない

ChatGPTは専門性の高い質問には回答できません。
ChatGPTはいわば集合知のようなもの。
それだけにごく少数の人だけが持つ専門的な知識については不得手です。
この点は従来の検索エンジンを用いたウェブ検索と同様といえます。
高度な知的作業については、ChatGPTがライバルとして脅威になるのはいましばらく先のことになることでしょう。

正解のない質問には対応できない

ChatGPTは明確な正解が存在しない質問には対応できません。
正確な回答のない質問については、ChatGPTはいくつかの仮定を設定して回答してきますし、一般論を提示してくることもあります。
しかし、いまのChatGPTは学習済みのデータをもとにもっともらしい回答をするだけのもの。
時間を置いたからといって、いずれ自ら正解を生み出すようなことは期待できません。

ChatGPTの将来性

検索エンジン「bing」に搭載されることで起こること

ChatGPTはマイクロソフト社の検索エンジン「bing」へ搭載されました。
正確にいえばChatGPTそのものではありませんが、その技術が応用されています。
これによって、今後のbingは単にものごとを「検索」するにとどまらず、より生活に密着したツールとなっていくものと思われます。
しかし一方で、正確性に欠ける情報が拡散するリスクや、人が自身でものごとを決定する力を失っていくなど、危惧される弊害もまた存在します。
ChatGPTを活用していく人のほうとしても、適切な使い方を模索していく必要が生じてくるのではないでしょうか。

MicrosoftとGoogleの検索エンジンの覇権争い

ChatGPTの台頭に際して、GoogleのCEOであるサンダー・ピチャイ氏は事業上の脅威であるコードレッドを宣言しました。
そしてChatGPTへの対抗馬として自社開発の「bard」(※)をリリース。
これによって、検索エンジンの覇権争いがふたたび勃発しました。
Googleにしては珍しく遅れをとったかたちですが、このまま現状に甘んじるとは思えません。
また、今でこそChatGPTが注目されているとはいえ、AIの基盤となる技術の多くはGoogleが手掛けています。
そう考えると、今後の検索エンジンの覇権争いがマイクロソフトの圧勝で終わるとは考えにくいところです。

Google「bard」についてはこちら

まとめ

・ChatGPTはOpenAI社の開発した自然言語対応チャットボット
・ChatGPTは質疑応答からテキスト作成まで極めて多彩な用途に対応
・しかしながら回答の正確性に欠けるなどのデメリットは存在
・現状、Google社の「bard」と今後の覇権争いが勃発中

ChatGPTはあらたな産業革命の起爆剤ともなりうるとさえ言われる新技術。
今後、あらゆる領域で触れる機会が出てくることと思われます。
まだまだ変化していくとは思われますが、現時点でも基礎的な成り立ちや使い方はおさえておきましょう。

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