【初心者向け】Canvaの使い方|基本操作や注意すべき点についても解説

Canvaは、初心者でも簡単にプロ並みのデザインが作れるツールです。この記事では、Canvaの基本的な使い方や便利な機能、注意すべきポイントを分かりやすく解説します。画像やグラフィックを手軽に、そして効果的に作成する方法を学び、あなたもデザインの世界に一歩踏み出してみましょう。

Canvaとは

Canvaは、誰でも簡単に画像やグラフィックを作成・編集できる強力なデザインツールです。SNS投稿用の画像やプレゼンテーション資料、チラシなど、様々な場面で使用できる魅力的なビジュアルコンテンツを短時間で作ることができます。

月間アクティブユーザー数は6000万人を超え、190か国以上の国々で利用されている世界的に人気のツールです。2017年に日本語版もリリースされ、日本でも広く使われるようになりました。

Canvaが特に注目されるポイントは、豊富なデザインテンプレートです。2021年時点で、実に29,019種類もの日本語対応テンプレートが用意されており、日本独自のテンプレート数は4,784点となっています。ユーザーのニーズに合わせたデザインが選べるのが大きな魅力です。

無料プランでもデザイン作成に必要な機能が十分に備わっているため、ブログやYouTubeのサムネイル画像、SNSの投稿画像などを手軽に制作したい方にとって非常にオススメのサービスといえます。テンプレートの種類や機能の豊富さが高く評価されています。

Canvaの特徴やメリットについて

Canvaが持つ5つの大きな特徴を紹介します。これらの特徴が、Canvaを初心者にも使いやすく、機能性と利便性が高いデザインツールにしています。

【特徴1】操作が極めてシンプルで、誰でも簡単に画像作成ができる
直感的なUIとドラッグ&ドロップ式の操作性が高く評価されています。デザインの経験がなくてもスムーズに画像製作を始められます。

【特徴2】2万9000種類以上のテンプレートが用意され、作業効率が格段にアップ
目的や用途に合わせたデザインテンプレートが豊富に揃っているので、いちから作成する手間が省けます。

【特徴3】無料で使用できる画像やイラストなどの素材が100万点以上
高品質な素材を自由に組み合わせてオリジナルのデザインが作れます。

【特徴4】スマホやタブレットでもアプリを利用してデザイン可能
場所を選ばずリアルタイムに作業できるのが魅力的です。

【特徴5】動画編集機能も備え、マルチに使用できるツール
SNSで人気の動画コンテンツもスムーズに作成できるのが強みです。

【特徴1】操作が極めてシンプルで、誰でも簡単に画像作成ができる

Canvaの最大のメリットは、デザインのプロでなくても直感的に操作できることです。ドラッグアンドドロップやクリックするだけの簡単な作業で、誰でもおしゃれな画像が作れてしまうのです。

その秘密はpre-designedなテンプレートと豊富な画像素材にあります。テンプレートに文字や画像を当てはめていくだけで、あらかじめ設定されたデザインに自然と整形されていきます。

難しい技能は一切必要ありません。テンプレートと素材を使いこなす感覚を掴めば、誰でも手軽にクリエイティブな画像制作ができるのです。操作の簡便さが高く評価されているポイントです。

【特徴2】2万9000種類以上のテンプレートが用意され、作業効率が格段にアップ

Canvaが誇る圧倒的なテンプレートの数とバリエーションこそが、その真価を存分に発揮するポイントです。

無料プランでも25万点以上のテンプレートが使用可能。ブログやSNS投稿用の画像はもちろん、ポスター、チラシ、雑誌表紙など、実に100種類以上のシーンで使える定形のデザインが揃っています。

画像サイズやレイアウトがあらかじめ設定されたテンプレートを選ぶだけで、最適な画像を手軽かつスピーディーに作成できるのです。1からデザインを考える手間を大幅に省き、作業効率が格段に向上します。

【特徴3】無料で使用できる画像やイラストなどの素材が100万点以上

Canvaで使用できる画像、イラスト、動画などの素材は、実に100万点以上。しかもほとんどが無料で利用できます。

可愛らしいイラストや写真、動画、グラフや表、図形など、デザインに必要なあらゆる素材が揃っているので、画像作成に必要な材料を外部から用意する必要がほぼありません。

Canvaだけで文字や画像を組み合わせることができるため、個人のブログからビジネスシーンで使用するプレゼンテーション用の資料まで、用途に合わせたデザインが実現できます。

【特徴4】スマホやタブレットでもアプリを利用してデザイン可能

Canvaはウェブ上のサービスに加え、スマートフォンやタブレット端末向けのアプリも提供されています。iOS/Android問わず使用できます。

アプリ版では、パソコンと同様にログインしたアカウント内のデザインデータや素材などがすべて利用できるので、外出先でも手軽に作業を進められます。

パソコンとアプリ版をシームレスに行き来できるので、場所を選ばず作業したい場面で力を発揮します。移動中の少しのスキマ時間を有効活用できるのが魅力的なポイントです。

スマートフォンでの利用を検討している方は、ぜひアプリ版もいかがでしょうか。

【特徴5】動画編集機能も備え、マルチに使用できるツール

Canvaには写真だけでなく、動画編集機能も搭載されています。YouTubeの導入部やエンディングの挿入、結婚式動画や社内イベント用の動画制作など、多岐にわたるシーンで活用できます。

プロ向け動画編集ソフトほど高機能ではありませんが、簡易な動画編集や写真のスライドショー作りなどなら十分対応可能。Canva1つで画像と動画の両方を手軽に制作できるのが大きなメリットです。

ただし、編集できる動画の長さや容量は有料プランのストレージサイズに依存します。例えば無料プランの場合は5GBまでなので、30秒程度の短い動画制作に限定されます。より長尺の動画制作を目指すなら有料プランも検討する価値があるでしょう。

Canvaの料金プランについて

Canvaには基本無料のフリープランに加え、2つの有料プランが提供されています。

1つは「Canva Pro」。無料版から大幅に拡張された1億点以上のテンプレートや素材を使用でき、画像のカットやサイズ変更といった編集機能も充実しています。

もう1つが「Canva Enterprise」で、こちらは企業向けプラン。25人以上での利用を想定しており、ストレージ容量が無制限で、データやデザイン資産を複数のメンバーで一元管理可能なプランです。

この2つの有料プランはいずれも利用人数に応じて課金される従量課金制です。チームや組織での利用を考えている場合に適しているでしょう。価格帯やサポート内容など、自身のニーズに合ったプランを選ぶことをおすすめします。

Canvaの登録方法

Canvaへの登録方法は簡単です。

まずCanvaのトップページから右上にある紫色の「今すぐ登録」ボタンをクリックします。Googleアカウント、Facebook、メールアドレスのいずれかから登録できます。

次に「個人で利用する」か「チームで利用する」かを選択。基本的に個人利用であれば前者を選びましょう。

この手順で登録は完了です。マイページのトップに移動したら、今度は右上の「デザインを作成」をクリック。これで新規のデザイン画面が立ち上がり、実際に画像や動画の作成を開始できます。

簡単な手順でスムーズに利用を始められるので、是非登録して機能を試してみてください。

Canvaの編集画面

Canvaの編集画面は、大きく分けて3つの部分から構成されています。

1つ目は、上部にあるメニューバー。ここからは選択したテキストや画像の字体・文字色・サイズなどの編集ができます。

2つ目が左サイドバー。使用するテンプレートや画像・動画などの素材をこちらから選びます。 自分のPC内のファイルをアップロードすることも可能です。

そして真ん中の領域が、キャンバスと呼ばれる編集スペース。実際にテキスト・画像・動画をレイアウトしていくメインのエリアとなります。サイズ変更や配置替えなど、実際の編集操作はここで行います。

画面の基本的な構成を押さえることで、スムーズに編集作業を進められるはずです。ぜひこの3つの領域を使い分けて活用してみてください。

Canvaを利用する上での注意点

Canvaは便利なデザインツールで、商業目的での画像利用も可能ですが、制限が存在します。利用の際は、許可されている範囲を把握しましょう。

商標としての利用には制限あり

Canvaで作られたデザインは、テンプレートの変更を加えたものであっても、商標としての使用が認められています。これには、ブログやウェブサイトへの掲載、商品にプリントしての販売、名刺への使用などが含まれます。
しかし、Canvaのテンプレートを用いて作成された素材を商標として登録することは許されていません。これは、多くのユーザーが同じテンプレートを利用しているため、独自性が不足しているからです。独自の商標として登録したい場合は、Canvaの写真やイラストなどの素材を使わず、完全オリジナルで作成することが推奨されます。

素材の直販は禁止

また、Canva内の素材をそのまま販売する行為も禁じられています。Canvaで作成されたデザインの販売は許可されていますが、オリジナル性が求められます。直接的なイラストや写真の販売は、もちろん禁止されています。さらに、販売だけでなく、これらの素材の無料配布も禁止されている点に注意が必要です。

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