AIによる電話問診サービスプロジェクトが開始 医師・看護師の長時間労働の解消へ

株式会社flixy(フリクシー)と株式会社ソフトフロントホールディングスの子会社である株式会社ソフトフロントジャパンは、自然会話AIプラットフォーム「commubo」による電話問診サービスプロジェクトを開始する。
医療分野における医師・看護師の長時間労働は深刻化しており、労働時間の抑制と医療の質の両立が課題となっているが、中でも外来の患者に対して診察前に実施する症状確認は、看護師が直接対応したり、質問票への記入を促しているものの、問診に時間と人手が取られたり、患者の回答と医師が聞きたい内容にギャップが生じてしまうケースが多いのが現状だ。

フリクシーは、この点に着目し、事前に問診が受けられるチャットボットを用いたサービス「メルプWEB問診」によって、医師や看護師の負担軽減に向けた取り組みを実施し、現在は診療科を問わず数多くの医療機関クリニックへの導入実績がある。このような取り組みの中で新たな課題として顕在化しているのが、PCやスマートフォン操作に不慣れな患者にも利用可能となる音声による問診対応のニーズだった。

今回、ソフトフロントジャパンが提供する自然会話AIプラットフォーム「commubo」により、これまでのテキストチャットに加え、電話でも事前に問診を受けられる導線を用意し、リテラシーを問わず幅広いユーザが利用可能な問診サービスとして医療機関に提供することを目的に両社が共同でプロジェクトを推進していく。

●電話問診サービス概要(イメージ)
具体的には、既にフリクシーが保有する多くの各診療科問診シナリオコンテンツ(小児科、耳鼻科、内科、皮膚科等)を有効活用し、「commubo」に適用反映することを予定している。
問診作業の自動化・無人化が進み、これにより医療従事者の適正な労働環境の提供と集中的な医療への実現に貢献することを目指しすとのことだ。

さらに両社は、自然会話AIプラットフォーム「commubo」の特徴である音声AIによるデバイスフリー、ハンズフリーの操作性や即時応答性に着目し、問診に限らず、他の医療コミュニケーション課題に対する適用を順次検討していくという。