AIキャラクターの立体サイネージサービス提供開始 地域の活性化と業務自動化を目指す
2019/8/6
インターネットサービスプロバイダ、WEB開発事業を営む株式会社イージェーワークスが、商業施設の案内、周辺情報発信を目的としたAIキャラクター立体サイネージ「インフォロイド」の正式サービス提供を開始する。
「インフォロイド:inforoid」は、大型透過ディスプレイを採用した、等身大キャラクターとの対話による立体的AIインフォメーションサービス。キャラクターのプロフィールや、現在時間、トイレや売店など各施設の場所、周辺情報、天気など様々な情報を聞いたり、会話を楽しむことができる。また「踊って」と声をかけることでダンスの披露、アトラクションとしても楽しめる工夫を施し、単なる情報端末ではなく、周辺施設への誘客・地域活性化を実現し、業務自動化により生産性改善も期待できるとのことだ。
今後データ流通が一般化されることが予想されるが、商業施設における「生の声」は重要な資産となる可能性があり、対話によるアンケート実施などで、データを蓄積・活用し、新たなビジネスモデル「ボイス・ニーズマーケティング」のプラットフォームとして活用できるという。
オリジナルキャラクターを設定しなくても気軽に導入できるよう、「蟻十 あんず(アリトウ )」に加え、新キャラクター「出逢 蒔奈(デアイ マキナ)」を用意した。ラテン語でデア・エクス・マキナ(dea ex machina)、「機械仕掛けの女神」を暗喩しており、女子高生の巫女をキャラクター設定している。もちろんオリジナルキャラクターデザイン/ボイスの作成も対応するという。