NTTドコモ、さいたま市の「AIオンデマンド交通サービス」実証事業に参画
本実証事業は、国土交通省「スマートシティモデル事業」に係る実証調査の一環で、ドコモやさいたま市、一般社団法人美園タウンマネジメントなどが参画する「さいたま市スマートシティ推進コンソーシアム」が実施するものであり、ドコモのオンデマンド乗合交通「AI 運行バス」のシステムを活用することにより、効率的な配車サービス提供をめざす。
本実証事業では、利用者がスマートフォンのアプリで乗降場所と乗車人数を選択して予約すると、車両と運行経路をリアルタイムにAIが決定し、アプリには乗車予定時刻が表示される。運行範囲は浦和美園駅周辺で、乗降場所は、公共施設、商業施設など約40か所。乗車料金は1回当たり大人300円、小学生は150円で、最初の1週間は無料を予定しているという。また、バスの利用者に、アプリ内で地域の施設や店舗の情報発信をするほか、クーポンも提供するとのことだ。