AIQとネオマーケティング、SNSを活用したマーケティング支援領域で協業
2021/7/16
AIQ(アイキュー)株式会社は、株式会社ネオマーケティングと、SNSを活用した生活者分析領域で協業を開始すると発表した。
■背景/概要
そのようなユーザーの声を聞くことができる新たな手法として、近年注目を集めている施策がSNSマーケティングだという。特にSNSで大きな影響力を持つユーザーが商品・サービスを紹介するインフルエンサーPRが注目を集めており、消費者に態度変容・行動変容を促す施策としてさまざまな企業が取り組み始めているとのことだ。
近年では一方的な発信になりがちな企業広告を避けるユーザーも増えており、好きな有名ユーザー、親近感を抱くユーザー、知り合いなどから情報を取得するケースが多いこともインフルエンサーPRを後押しする要因といえる。さらにインフルエンサーPRで繋がったユーザーと一緒に、商品開発やPR活動を行うことで成果を上げる企業も少なくないという。
しかし商品やサービスに最適なユーザー = 親近感を抱くユーザーと出会うことは大変難しく、インフルエンサー選定の大きな課題となっていたとのことだ。
AIQでは、通常では分析できないアカウント・フォロワーのデータをAIを活用して分析することにより、PRする商品・サービスに最適なユーザーを選定。親和性の高さに加え、影響力の高いユーザーを選定することで拡散力、浸透力といったプロモーションに欠かせない要素も網羅することが可能だという。それにより、インフルエンサーを活用したコミュニケーション施策は格段に成果に直結しやすくなるとのことだ。
そこにネオマーケティングのマーケティング支援のノウハウを組み合わせることで、3つのシナジーが生まれるという。
1. SNSよりリアルユーザーを見つけ出す
SNS投稿(公開)に含まれる投稿画像、投稿テキスト、#タグを複合的に解析することで、対象のサービス・商品の利用者、関心の高い“リアルユーザー”をAIが探し出す。従来ではスクリーニング調査やインタビュー調査といった複数施策に渡ることでコストが掛かっていたが、プロファイリングAIを利用することで、コスト削減かつ高精度を実現する。
利用者ならではの視点、紹介したい内容をPR投稿として発信することで、態度変容・行動変容を促す。情報を届けたいターゲット層と繋がりのあるリアルユーザーがプロモーションすることで、より効率良く、効果的に見込みユーザーと接触ポイントを持つことができる。
3. ユーザーと併走する共創マーケティング
リアルユーザーの中には“ファン”が存在する。より自社と関係性の高い、影響力があるファンと繋がることで得られるユーザーの声、プロモーション活動から得られるターゲット層に含まれる見込みユーザーの声の両方を、ネオマーケティングのノウハウと組み合わせることでサービス・商品の価値やマーケティング戦略をさらに高めることができる。
このシナジーにより、調査からプロモーション、商品開発まで一気通貫したマーケティング支援を提供することが可能になるとのことだ。