アイデミー、オンライン動画学習サービス「gacco」でDXオンラインラーニング11コースを提供開始

2022年10月に岸田政権が、総合経済対策の中で、リスキリング支援に5年で1兆円を投資する方針を発表して以降、国内においてリスキリングへの注目が高まっている。経済産業省の試算によると、2030年までに最大79万人のIT人材が不足すると言われており、特に採用難が続くDX人材を社内で育成する企業の風潮が見られるようになったという。個人、法人ともに、社会人以降も学び続けることが求められる時代となっている。

アイデミーは2014年の設立以降、「先端技術を、経済実装する。」をミッションに掲げ、デジタル人材の育成を軸としたDX推進支援事業を展開している。DX推進支援事業は、「AI／DXプロダクトサービス」および「AI／DXソリューションサービス」の2つのサービスから構成されており、DX／GX人材へとリスキリング（職業能力の再開発）し外的環境の変化に対応できる強い組織作りを支援する「Aidemy Business」は、「AI／DXプロダクトサービス」の1ソリューションとして、法人を対象に2018年から提供を開始し、エンタープライズ企業を中心に400法人以上への導入実績がある（2023年2月9日時点）。ドコモgaccoは、NTTドコモグループの教育事業の中核として2009年の設立以来、人生100年時代の学びが体験できるオンライン動画学習サービス「gacco」を運営し、100万人以上のユーザーを有している。法人向けサービス「gacco for Biz」は、全国のNTTコミュニケーションズの販売網等を活用し、動画研修コンテンツとラーニング・マネジメント・システム（LMS）を提供している。

2023年2月9日より、アイデミーは「Aidemy Business」のコースのうち「ビジネスIoT入門」「DX時代のデジタル技術と開発手法」「機械学習につながるビジネス数学」など11コースをオンライン動画学習サービス「gacco」の法人向けサービス「gacco for Biz」に提供開始した。「gacco」に契約の上、対象コースのライセンスを購入することで、「Aidemy Business」のコースを受講できるようになる。これにより、ニーズの高まるDXリテラシーおよびDX実践スキルを、「gacco for Biz」のユーザーである運送業界や金融業界をはじめ、より多くの業界・企業へ提供することが可能となるとのことだ。