ChatGPTを活用した「四季報AI」のベータ版が提供開始

株式会社ロゼッタは、株式会社東洋経済新報社と共同で、ChatGPTを活用し、学習させた四季報の最新データを基に、スピーディにユーザーが求める回答が得られる「四季報AI」のベータ版を2023年7月31日に提供開始すると発表した。

四季報AIは、証券会社や株主はもちろん投資家や市場調査担当者などの株式市場での企業分析をサポートするツールだ。日々更新される四季報の最新データや、これまでの膨大な情報をAIに学習させることで、汎用的なChatGPTに見られる虚偽を含む回答に対し、四季報AIは企業の事業進捗や業績などを元にした分析を高精細に行い、より信頼性の高い回答を可能とするという。これにより、ユーザーは、知りたい情報を得るだけでなく、企業同士の相関関係や業界の動向分析など、様々な洞察をスピーディに得られるとのことだ。ベータ版は、正式版リリース前の技術検証版としての位置付けとなっており、利用状況を見ながら精度の向上などを行うとのことだ。

・条件に当てはまる企業をスクリーニング
四季報AIの高度なデータ解析を応用し、ユーザーは指定した条件や要件に合致する企業をピックアップすることができる。銘柄選定やポートフォリオの最適化に役立つ。

・参照元の確認が容易に
四季報AIは、「会社四季報オンライン」をはじめとする東洋経済のメディアに掲載されている情報を主な参照元にしている。参照元を明示するので、原典の確認も容易に行うことができる。

・深い分析が可能
ベータ版においては主に「会社四季報オンライン」の最新データを軸に、多面的な深い分析を行う。
出典元:プレスリリース

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