【注目テーマ5選】今さら聞けない「メタバース」「NFT」「カーボンニュートラル」最新事情

「その変革に勇気と希望を」というコンセプトを掲げ、さまざまな企業のデジタルシフトに関する取り組みやサービスの背景をお届けするデジタルシフトタイムズ。その数ある記事の中から、編集部独自の観点で「まず読んでほしい!」記事を厳選する特集企画。今回は、デジタルシフトに纏わる注目テーマ別に、新たなビジネスを最前線で仕掛けている「スタートアップ」に関する記事を五つご紹介します。メタバースやNFT(非代替性トークン)、空飛ぶクルマ、カーボンニュートラル、キャッシュレスといった分野の実態はどうなっているのか? そして、どんな視点で市場を捉え、新しいビジネスが展開されているのか? スタートアップが見据える未来をお届けします。
※紹介する記事の内容は取材時点のものです。

世界をもっと自由で多様なものへと創り変える「メタバース」

Facebookが社名を変更し、中核事業に据えるほど力を入れる「メタバース」。バーチャルライブ配信アプリを手がけてきたREALITYの代表を務めるDJ RIO氏は、「メタバースというのは、生まれ持った肉体という制約から、人々が自由になれる場所だ」と語ります。独自の経済圏の構築を目指す、REALITYという世界とは?
ざっくりまとめ
- メタバースの土台にあるのは、「複数の現実を生きている」という感覚。SNSなどのデジタルなコミュニケーションも、広義の意味ではメタバースといえる。

- REALITYは、バーチャルライブ配信アプリをベースにメタバース事業を展開。法人に特化したパッケージも。

- コミュニティづくりには運営の不断の努力と、「荒らし行為」を誘引しない世界観づくりが大切。

- メタバースの普及は、多様性の肯定にもつながっていく。REALITYでは、独自の経済圏の構築にも注力。

データの唯一性がエモさを生む「NFT」

今年に入り、突如として注目度の高まった「NFT」というキーワード。そんなNFT市場を引っ張っていくのは、「アートではなくゲームだ」と語るのは、世界No.1を記録したブロックチェーンゲームを開発したdouble jump.tokyo 代表取締役の上野氏です。「IPコンテンツ100年時代」に期待されるNFTが生み出す価値とは?
ざっくりまとめ
- NFTはゲーム内の「取引」にリアルな手触りをもたらす。

- 仮想通貨の次として選ばれたNFT。月間250億円を売り上げるゲームも。

- NFTゲームは、NFTアートを上回る市場ポテンシャルを秘めている。

- NFTは長寿命化するIPコンテンツの活用にも資する。

移動という概念自体を大きく変える「空飛ぶクルマ」

SFのなかの乗り物とされてきた「空飛ぶクルマ」の実用化。日本でも2023年には事業化開始という目標が設定されるなか、空飛ぶクルマ時代の社会インフラの構築に取り組むのがエアモビリティ社です。「国のGDPを左右するような巨大な産業になる可能性を秘めている」と語る浅井CEOが手がけるインフラプラットフォームとは?
ざっくりまとめ
- 2023年に事業化、2025年に万博でサービス開始。その後、一般販売も開始される。実現のための大きな課題は各国の法整備をはじめ、山積み。

- 技術面の課題も多いが、特にバッテリーと通信は深刻。ハイブリッド化や、ナローバンドと5Gの併用が検討されるも、さらなるイノベーションも必須。

- 世界でも稀な「空飛ぶクルマのインフラづくり」に取り組むエアモビリティ社。機体販売とシステムインフラの二つのプラットフォームの構築に着手。

- 資金調達の自由度の低さから、世界に出遅れつつある国内メーカー。国による成長産業支援策も宿題事項。

- 飛行機や鉄道などの二次交通の領域での活躍も期待される「空飛ぶクルマ」。不動産業界にゲームチェンジをもたらす可能性も。

- エアモビリティ社と三重県が目指す、国内初の有人飛行実験。インフラプラットフォーマーとして、ビッグデータを活かしたビジネス展開も視野に。

大きなビジネスチャンスを秘めた時代の潮流「カーボンニュートラル」

「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」。2020年10月に菅総理がそう表明したことで、一気に現実味を帯びた「カーボンニュートラル」。この時代の潮流に対し、「脱炭素DXには、日本企業が参入する十分な余白がある」とENECHANGE CEO城口氏は語ります。急激な変革が求められるなか、企業が始めるべき取り組みとは?
ざっくりまとめ
-「2050年、カーボンニュートラル実現」には、あらゆる企業が今すぐ、本気で変革に取り組む必要がある

-今すぐできる対応策は、「グリーン電力」への切り替えや、「グリーン電力証書」の購入

-今後は、どんな企業も脱炭素化に取り組まざるを得ない。それを支援するDXサービスは、大きなビジネスチャンスがある。エネルギーテック分野に多くの企業の参入を!

お金管理が見直され始めるほど進む「キャッシュレス」

コロナ禍の影響も相まって、首都圏では約5人に1人が「脱現金層」ともいわれるほどに進む「キャッシュレス」。そんななか、既存の家計簿アプリがとりこぼしていたユーザーをターゲットにサービスを展開するのが、元祖フリマアプリ「フリル(現ラクマ)」の創業者として知られる堀井氏です。デジタル上でお金を管理することが当たり前の社会をつくることを目指すに至った経緯とは?
ざっくりまとめ
- 起業の背景にあったのは、悔しさ。フリマアプリの運営で気づいたイシューにも向き合いたい。

- リアルタイムの支出管理やパートナーとの立替精算。従来の家計簿アプリが取りこぼしていた、そんなユーザーを狙う。

- 優れたプロダクトは「実在の課題」を解決する。それを見つけるためのユーザーインタビューの秘訣は「現在の対処法」を探ること。

- お金管理を分かりやすく。高い倫理観を持ちながら、フィンテックでキャッシュレスをさらに加速する。

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