デジタルシフトタイムズとは

未来を見据えて経営のかじ取りをしている経営者やデジタル部門・マーケティング部門の責任者の足元を照らす光を、勇気と希望を届けたい。

Digital Shift Times が生まれた背景

デジタライゼーションによる変革が本格的なうねりとなり、急速なスピードでボーダレス化が進んでいます。

国と国、産業と産業、リアルとデジタルの境が消えていく瞬間に私たちは直面しています。
産業構造と常識が壊され、新しい価値が突如として生まれることも、もはやめずらしくありません。

官民一体で着々とデジタルシフトを遂行している中国やアメリカは、
今、世界経済において圧倒的なプレゼンスを手に入れています。

デジタルシフトを成し遂げたものだけが、次の未来に行けるのです。

日本が置かれている危機的状況をしっかり見据え、一刻も早くデジタルシフトを進めたいと、
強い使命感を抱いている経営者やリーダーは少なくありません。

「未来を見据えて経営のかじ取りをしている経営者や
 デジタル部門・マーケティング部門の責任者の足元を照らす光を、勇気と希望を届けたい」


『Digital Shiht Times』は、そんな想いから生まれました。

日本のデジタルシフトの実情

実際に、デジタルホールディングスが、20~60代の経営者・会社員、合計300名に実施した「企業のデジタルシフトに関する調査」の結果からは、デジタルシフトへの対応が遅れている実態が明らかになりました。

そもそも「デジタルシフト」という言葉を知っているかという質問に対して、知らないと回答した人が57%に至ります。また、「ご自身の企業の経営において、最近注視していることはなんですか」という問いには、「業務効率の向上」や「働き方改革」が上位に出ましたが、「デジタルシフト」と答えた人は10.7%に留まりました。

一方で、「デジタルシフトの意識が低い経営者の元で働きたいと思うか」には、55.5%が「働きたいと思わない」と回答。その理由には、「今後の企業の業績に大きく関わると思うから」が1位にあがりました。

デジタルシフトが今後のビジネスを左右すると考えながらも、実際の導入できている企業、あるいは社員にその施策が浸透している企業は少ないという事実が浮き彫りになりました。Digital Shift Timesはこの状況を打破し、一社でも多くの日本企業でデジタルシフトを実現するために生まれたメディアです。

Digital Shift Times の特徴

Digital Shift Timesは、日本企業のデジタルシフトの道しるべになることをミッションに掲げ、未来を見据えて経営の舵取りをしている経営者層やデジタル部門・マーケティング部門の責任者向けに、デジタルシフトと向き合い企業の変革を進めていく上で必要となる情報を提供しています。

具体的には、デジタルシフトを推進している企業のCEO・CDO、および有識者・専門家との対談やインタビュー、そして、国内のデジタルシフト事例やデジタルマーケティング最新情報などをお届けします。また、国内の事例だけでなく、中国・アメリカの最新事例や特集記事など、読みごたえのある記事を展開していきます。

Digital Shift Times のカテゴリ一覧

「※廃止※ DX戦略」

ポーラがサブスク事業に参入! 前例のない新しいモデルのサービスをスピーディに開発できた秘訣とは

ポーラがサブスク事業に参入! 前例のない新しいモデルのサービスをスピーディに開発できた秘訣とは

あらゆる業界でサービス形態の一つとして導入が進んでいるサブスクリプションサービス。化粧品の製造販売やエステ事業などを幅広く行う美容業界の老舗、株式会社ポーラでも、エステのサブスクサービスがスタートしています。ポーラがサブスクサービスをローンチするにあたって導入したのが、オプトインキュベートが提供するクラウド型開発プラットフォーム「Pocone(ポコン)」。ローコードで新規事業のシステム開発をスピーディに実現し、短期間でのPoC(概念実証)を可能にする、サブスク型、マッチング・シェアリング型の新規事業開発をサポートするSaaSです。 今回は、株式会社ポーラビジネスモデル開発室の伊藤 優駿氏、西口 宏二氏、伊東 由佳氏、今野 友貴氏に、エステのサブスクサービス立ち上げの経緯や、その際にPoconeを導入した理由についてお話を伺いました。

※廃止※ DX戦略

【DX格差拡大中 #2】DX先行企業2社が放つ、成功という名の「光」~うまくいく企業は、何が違うのか

【DX格差拡大中 #2】DX先行企業2社が放つ、成功という名の「光」~うまくいく企業は、何が違うのか

DXはもはや、企業にとって欠くことのできない重要な経営課題であり、多くの企業がDXの必要性を実感しています。しかしながら、DX推進がうまくいっている企業は一握りに過ぎません。これまで、100社を超える日本企業のデジタルシフトを支援してきたデジタルシフト社の取締役CTOの山口 友弘氏とDX開発事業統括責任者である野呂 健太氏は、コロナ禍を経てDXがバズワードとなっている状況下において、「企業間の『DX格差』は拡大している」と語ります。 DX格差が生じる理由はどこにあるのでしょうか? そして、その差を埋めるための一手とは――。DXの最前線を走るプロフェッショナルが、全4回にわたってお届けする連載対談企画。第2回は、二人が支援した実際の企業のDX実例をもとに、各社の成功のポイントがどこにあるのかをつまびらかにしていただきました。

※廃止※ DX戦略

【日本企業のDX格差拡大中】 DXのプロが語る、二極化するDX市場の光と闇の実態とは

【日本企業のDX格差拡大中】 DXのプロが語る、二極化するDX市場の光と闇の実態とは

DXはもはや、企業にとって欠くことのできない重要な経営課題であり、多くの企業がDXの必要性を実感しています。しかしながら、DX推進がうまくいっている企業は一握りに過ぎません。これまで、100社を超える日本企業のデジタルシフトを支援してきたデジタルシフト社の取締役CTOの山口 友弘氏とDX開発事業統括責任者である野呂 健太氏とは、コロナ禍を経てDXがバズワードとなっている状況下において、「企業間の『DX格差』は拡大している」と語ります。 DX格差が生じる理由はどこにあるのでしょうか? そして、その差を埋めるための一手とは――。DXの最前線を走るプロフェッショナルが、全4回にわたってお届けする連載対談企画。第1回の今回は、二人の対談で明らかになった『DXを成功に導く7箇条』をもとに、DXをうまく推進している組織の共通項を深掘りします。

※廃止※ DX戦略

【クリエイティブ5選】デザイン、アニメ、音楽! DXにより変革が進むクリエイティブ領域

【クリエイティブ5選】デザイン、アニメ、音楽! DXにより変革が進むクリエイティブ領域

「その変革に勇気と希望を」というコンセプトを掲げ、さまざまな企業のデジタルシフトに関する取り組みやサービスの背景をお届けするデジタルシフトタイムズ。その数ある記事のなかから、編集部独自の観点で「まず読んでほしい!」記事を厳選する特集企画。今回は、クリエイティブにまつわる記事を五つご紹介します。機械化・自動化が進みにくいといわれるクリエイティブ領域でも、さまざまなデジタルシフトが起きています。デザインやアニメ、音楽など、その変革の最前線について深掘りした記事をお届けします。 ※紹介する記事の内容は取材時点のものです。

※廃止※ DX戦略

売上、客数、調理時間など、KPIを全公開。「クリスプ・サラダワークス」のデータドリブン経営は外食業界をどう変えるのか

売上、客数、調理時間など、KPIを全公開。「クリスプ・サラダワークス」のデータドリブン経営は外食業界をどう変えるのか

“外食業界の働き方”を想像したとき、どのような光景が思い浮かぶでしょうか? 「背中から学ぶ」というような、感覚的な働き方をしていると想像する人は多いはずです。しかしそんな外食業界において、さまざまな観点から指標を設けてデータを取り、売上から客数、LTV(顧客生涯価値)やアプリユーザーの離脱率も含め、自社が指標にするKPIをWebサイト上で全公開している一風変わった「カスタムサラダ専門店」があります。 「日本の外食を、ひっくり返せ。」という衝撃的なフレーズのもと、データドリブンという今までの外食業界にはなかった視点でイノベーションを起こそうとしている「クリスプ・サラダワークス」の運営企業、株式会社CRISPとは一体どんな企業なのでしょうか。今回は代表取締役の宮野 浩史氏に、データドリブン経営のきっかけや、それが現場にもたらした影響、今後の展望についてお話を伺いました。

※廃止※ DX戦略

「※廃止※ トップインタビュー」

トップが語るデジタルシフト

「組織としての自己変革にかける想いに共感し、みずほへ入社」。みずほFG執行役員 秋田夏実氏×立教大学ビジネススクール田中道昭教授【前編】

「組織としての自己変革にかける想いに共感し、みずほへ入社」。みずほFG執行役員 秋田夏実氏×立教大学ビジネススクール田中道昭教授【前編】

国内外の金融機関と前職のアドビを含め、主にマーケティングや広報領域で手腕を発揮してきた秋田夏実氏。2022年5月に入社したみずほフィナンシャルグループでは、これまでのキャリアから一新して、グループCPO(Chief People Officer)とグループCCuO(Chief Culture Officer)を務め、組織開発・D&I推進等と企業文化の改革に挑戦をしています。立教大学ビジネススクールの田中道昭教授とともに、これからの時代のキャリアと学びについて意見を交わしました。 前半は秋田氏のこれまでの経歴、アメリカのビジネススクールでのエピソード、みずほに入社を決めた理由などをうかがいます。

DX・カーボンニュートラル・量子コンピューティング。「人と、地球の、明日のために。」東芝ができること。東芝 島田太郎新社長×立教大学ビジネススクール田中道昭教授【後編】

DX・カーボンニュートラル・量子コンピューティング。「人と、地球の、明日のために。」東芝ができること。東芝 島田太郎新社長×立教大学ビジネススクール田中道昭教授【後編】

2022年3月に東芝の代表執行役社長 CEOに就任した島田太郎氏。デジタル分野のトップを務めた島田氏は、「東芝でデジタルが分かる初めての社長」として就任時から大きな注目を集めています。昨年開催された「Digital Shift Summit 2021」では「日本企業がデジタルシフトでGAFAに打ち勝つ方法」というテーマの鼎談に立教大学ビジネススクールの田中道昭教授と、デジタルホールディングス代表取締役会長の鉢嶺登氏とともに参加し、東芝および日本企業の未来についての展望を語っています。 島田氏は、日本を代表する企業である東芝でどのような事業を強化し、どう舵取りをしていくのか。東芝の考える顧客中心主義とは? 東芝の技術はカーボンニュートラルにどう寄与するのか? 島田社長が抱くビジョンに迫ります。 後編は東芝の「人と、地球の、明日のために。」という企業理念に込められた思い、島田社長の考えるリスキリングのあり方、量子コンピュータの持つ可能性などについてお話をうかがいます。

東芝の舵を取る新社長 島田太郎氏が見据える復権の鍵に、立教大学ビジネススクール田中道昭教授が迫る【前編】

東芝の舵を取る新社長 島田太郎氏が見据える復権の鍵に、立教大学ビジネススクール田中道昭教授が迫る【前編】

2022年3月に東芝の代表執行役社長 CEOに就任した島田太郎氏。デジタル分野のトップを務めた島田氏は、「東芝でデジタルが分かる初めての社長」として就任時から大きな注目を集めています。 昨年開催された「Digital Shift Summit 2021」では「日本企業がデジタルシフトでGAFAに打ち勝つ方法」というテーマの鼎談に立教大学ビジネススクールの田中道昭教授と、デジタルホールディングス代表取締役会長の鉢嶺登氏とともに参加し、東芝および日本企業の未来についての展望を語っています。 島田氏は、日本を代表する企業である東芝でどのような事業を強化し、どう舵取りをしていくのか。東芝が目指すDXの形や、プライバシーを最優先した次世代のデータビジネスとはどのようなものなのか? また、東芝および日本企業がGAFAに打ち勝つためにできることとは。社長に就任した島田社長が抱くビジョンに迫ります。 前編は島田氏が社長に就任してからの変化、東芝が手がけるスマートレシート躍進の理由と将来の展望、ナノエコノミーの可能性などについてお話をうかがいます。

変革を求められる小売業界。「スーパーを超えていく」ベイシアの小売DX戦略とは。ベイシア新社長 相木孝仁氏×立教大学ビジネススクール田中道昭教授【後編】

変革を求められる小売業界。「スーパーを超えていく」ベイシアの小売DX戦略とは。ベイシア新社長 相木孝仁氏×立教大学ビジネススクール田中道昭教授【後編】

ホームセンターのカインズにワークマン、東急ハンズなどをグループ会社に持つベイシアグループ。その中核をなすのが東日本をメインに展開する食品スーパー大手のベイシアです。広大なワンフロアの店舗で地域住民のニーズに応える圧倒的品揃えと価格を実現し、その動向は常に業界内での注目を集めています。今回の対談では、立教大学ビジネススクールの田中道昭教授と、今年7月にベイシアの新社長に就任された相木孝仁氏の二人が、新体制となったベイシアの独自戦略について意見を交わします。 後編は相木社長が抱く野望と「メガSPA & DX小売」の概要、ベイシアが従業員に求めるオーナーシップのあり方、そして小売DXの中核を占めるネットスーパーとeコマース戦略についてお話をうかがいます。

新社長はベイシアをどう「尖らせる」のか。ベイシア社長 相木孝仁氏に立教大学ビジネススクール田中道昭教授が迫る【前編】

新社長はベイシアをどう「尖らせる」のか。ベイシア社長 相木孝仁氏に立教大学ビジネススクール田中道昭教授が迫る【前編】

ホームセンターのカインズにワークマン、東急ハンズなどをグループ会社に持つベイシアグループ。その中核をなすのが東日本をメインに展開する食品スーパー大手のベイシアです。広大なワンフロアの店舗で地域住民のニーズに応える圧倒的品揃えと価格を実現し、その動向は常に業界内での注目を集めています。今回の対談では、立教大学ビジネススクールの田中道昭教授と、今年7月にベイシアの新社長に就任された相木孝仁氏の二人が、新体制となったベイシアの独自戦略について意見を交わします。 前編は相木社長の経歴と社長就任までの経緯、ベイシアグループが標榜する「ハリネズミ経営」、高品質なプライベートブランド(PB)の開発および販売戦略、今後の出店戦略などについてお話をうかがいます。

大手各社が黒字化に苦悩するネットスーパーとイトーヨーカ堂のコミュニティ戦略に迫る。イトーヨーカ堂 山本哲也社長×立教大学ビジネススクール田中道昭教授【後編】

大手各社が黒字化に苦悩するネットスーパーとイトーヨーカ堂のコミュニティ戦略に迫る。イトーヨーカ堂 山本哲也社長×立教大学ビジネススクール田中道昭教授【後編】

2020年、創業100周年を迎えた株式会社イトーヨーカ堂。ロシアのウクライナ侵攻に、進む円高と物価高など厳しい経済状況の中、今年3月に社長に就任した山本哲也氏は「信頼と誠実」を掲げ、商売の原点に立ち返ることを標榜しています。イトーヨーカドーはどのように変わるのか? これからの時代のスーパーに求められる形とは? 立教大学ビジネススクールの田中道昭教授との対談をお届けします。 後編は総合スーパーならではの売り場づくりの工夫、各社が黒字化に苦悩するネットスーパー戦略、イトーヨーカドーが目指す地域インフラの姿、社会課題の解決についてお話をうかがいます。

「※廃止※ マーケティング」

デジタルを活用したマーケティングの最新事例をご紹介します。

Web3マーケティングへの第一歩【「Web2.5からはじめるマーケティング」ウェビナーレポート】

Web3マーケティングへの第一歩【「Web2.5からはじめるマーケティング」ウェビナーレポート】

「Web3(Web3.0)」という言葉が急速に広がり、ブロックチェーンやNFTなど、関連する技術を活用した事例も増えています。しかし、実際に自分の業務にWeb3を取り入れる方法が分かる人は多くないかもしれません。今回は、マーケティング領域でWeb3を活用する第一歩として「Web2.5のマーケティング」を提案するオンラインセミナーをレポートします。

顧客平均年齢71歳! シニア向けプラットフォームとして急成長「株式会社ハルメクホールディングス」 〜IPOから読み解く、デジタルシフト #5〜

顧客平均年齢71歳! シニア向けプラットフォームとして急成長「株式会社ハルメクホールディングス」 〜IPOから読み解く、デジタルシフト #5〜

多くの企業が目標の一つとして掲げ、憧れ、夢を見る言葉、「上場」。これを達成した企業は資金調達の規模が大きくなり、さらなる挑戦ができるとともに、社会的に認められたという箔が付く。何百万社とある日本企業のなかで、上場企業は約3,800社。非常に狭き門を突破した、選ばれし企業たちだ。 本記事では、デジタルシフトを実現しながら新規上場を果たした企業に焦点を当てていく。今回は、シニア女性をターゲットとした事業を手がける「株式会社ハルメクホールディングス」を取り上げる。同社は、2023年3月23日に東証グロース市場に上場した。初値は1,981円で公開価格の1,720円を上回った。

国内最大級恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs」と三重県桑名市が連携。デジタル×自治体が恋愛市場に新風を起こす

国内最大級恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs」と三重県桑名市が連携。デジタル×自治体が恋愛市場に新風を起こす

現在、結婚に至るカップルの2割がマッチングアプリで出会っているという調査結果があるほど、マッチングアプリは私たちの生活に浸透し始めています。そんななか、2022年の11月に恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」を運営する株式会社エウレカと、三重県桑名市は「独身男女の出逢いの機会創出」などに向けた連携協定を締結し、少子化・未婚化の課題解決に共同で取り組むことを発表しました。具体的にエウレカと三重県桑名市はどのような取り組みをしていくのか。そしてデジタル時代に変化する恋愛の潮流とは? 株式会社エウレカで、公共政策部 部長を務める長島 淳史氏と広報を担当する小野澤 翔氏のお二人にお話を伺いました。

【DX時代の賢いマイホーム購入術】TERASS 江口CEOとモゲチェック 塩澤COOに聞く、不動産および住宅ローンの選び方

【DX時代の賢いマイホーム購入術】TERASS 江口CEOとモゲチェック 塩澤COOに聞く、不動産および住宅ローンの選び方

あらゆる業界でDXが進む現代。紙と電話が業務の大勢を占めていた銀行と不動産業界においても例外ではありません。今回お話を伺ったのは、次世代不動産エージェントファーム「TERASS」の代表取締役CEOを務める江口 亮介氏と、住宅ローン比較サービス「モゲチェック」を運営するMFS取締役COOの塩澤 崇氏。DX時代に不動産の世界はどう変化したのか? そんな時代において不動産を購入する際のポイントとは? それぞれの視点から語っていただきました。

小売業界に求められるこれからのマーケティングDXとは何か。オンラインイベント「オプトマーケティングカンファレンス」レポート

小売業界に求められるこれからのマーケティングDXとは何か。オンラインイベント「オプトマーケティングカンファレンス」レポート

2022年11月10日、「小売業界に求められるこれからのマーケティングDX」をテーマに、オンラインイベント「オプトマーケティングカンファレンス」が開催されました。当日は、小売業界各社の豊富な事例やマーケティングDXに関するノウハウが紹介され、大きな盛り上がりを見せました。本記事ではそのなかから、オーダーメイドブランド「KASHIYAMA」でのDXプロジェクトによって明かされた「最適な顧客体験・接客の実現とは? 小売マーケティングDXとCX」と、顧客行動の分析から成果をあげた「ららぽーとクローゼット」の事例が紹介された「商業施設におけるマーケティングDX」についてレポートします。

DXで「町のパン屋さん」と全国の消費者をつなぐ。「パンフォーユー」が担う、パン業界変革

DXで「町のパン屋さん」と全国の消費者をつなぐ。「パンフォーユー」が担う、パン業界変革

「冷凍×IT」の技術で、パンをつくる人、売る人、食べる人、パンに関わるすべての人に対して新たなユーザー体験やDXの波をもたらしている「パンフォーユー」。代表取締役である矢野 健太氏が、ある冷凍パンメーカーと出会ったことから始まった同社は、2018年に「パンフォーユーオフィス」、2020年に全国のお客さまに地域のパン屋さんのパンを毎月お届けするサブスクリプションサービス「パンスク」、そして「パンフォーユーBiz」と、パンに関わるサービスを次々とリリースしています。地域のパン屋さんと全国のお客さまや事業者をつなぐプラットフォーマーとしての取り組み、そして今後の展望やミッションについて、矢野氏にお話を伺いました。

「※廃止※ 中国最前線」

あえて国内市場に目を向けない!? 中国企業の成功例から学ぶ海外戦略【中国デジタル企業最前線】

あえて国内市場に目を向けない!? 中国企業の成功例から学ぶ海外戦略【中国デジタル企業最前線】

国をあげたデジタル化の推進により、デジタル社会の実装が急速に進展した中国。大胆なデジタルシフトを推し進めることで国内はもちろん国外でもシェアを伸ばし、世界的な躍進を果たす企業がある一方で、はじめから国外市場をターゲットに定めることで、成功している企業が現れています。今回は、あえて国内市場には目を向けない戦略で成功を収めた中国企業の事例から、日本企業の海外戦略として学べる点を探ります。

EVとメタバースが統合する未来。加熱する中国メタバース最新事情・後編【中国デジタル企業最前線】

EVとメタバースが統合する未来。加熱する中国メタバース最新事情・後編【中国デジタル企業最前線】

昨年から多くの話題をさらい、今もその言葉をあちこちで耳にする「メタバース」。中国でもBAT※をはじめとする巨大IT企業がメタバース事業に進出し、多様なサービスを展開しています。今やアメリカとともにメタバース先進国となった中国の事例を読み解くことで、DXの手がかりを探っていきます。後編ではバーチャルヒューマンを使った企業プロモーションの姿、EVとメタバースが融合することで変化する人々の生活にフォーカスします。 ※BAT:B=バイドゥ、A=アリババ、T=テンセント

巨大IT企業参入で、加熱する中国メタバース最新事情・前編【中国デジタル企業最前線】

巨大IT企業参入で、加熱する中国メタバース最新事情・前編【中国デジタル企業最前線】

昨年から多くの話題をさらい、今もその言葉をあちこちで耳にする「メタバース」。中国でもBAT※をはじめとする巨大IT企業がメタバース事業に進出し、多様なサービスを展開しています。今やアメリカとともにメタバース先進国となった中国の事例を読み解くことで、DXの手がかりを探っていきます。前編ではメタバースの台頭で生じるマーケットの変化として、中国を代表する巨大IT企業のテンセント、バイトダンス、バイドゥの動きを解説します。 ※BAT:B=バイドゥ、A=アリババ、T=テンセント

中国EV市場を席巻する、三大新興メーカーを徹底分析。脅威の中国EVメーカー最新事情・後編【中国デジタル企業最前線】

中国EV市場を席巻する、三大新興メーカーを徹底分析。脅威の中国EVメーカー最新事情・後編【中国デジタル企業最前線】

中国企業の最新動向から、DXのヒントを探っていく本連載。今回は、ガソリン車に代わるモビリティとして期待が高まるEV(Electric Vehicle=電気自動車)と、その核とも言える自動運転技術で世界をリードする中国の強さに迫ります。前編では「EV先進国」の名を欲しいままにしているその理由を、国の政策や技術の面から探ってきました。後編となる今回は、自動車産業に参入してきた新興メーカー3社を紹介するとともに、日本の立ち位置の考察、中国が抱える課題を話題に進めていきます。

自動車大国・日本がついに中国EV車を輸入。脅威の中国EVメーカー最新事情・前編 【中国デジタル企業最前線】

自動車大国・日本がついに中国EV車を輸入。脅威の中国EVメーカー最新事情・前編 【中国デジタル企業最前線】

中国企業の最新動向から、DXのヒントを探っていく本連載。今回は、ガソリン車に代わるモビリティとして期待が高まるEV(Electric Vehicle=電気自動車)と、その核とも言える自動運転技術で世界をリードする中国の強さに、前後編の2回にわたって迫ります。前編は、自動車大国・日本さえも脅かす存在になるほど進んでいる中国EV市場の実情をお届けします。

中国版Shopifyは生まれるのか? 中国MarTech市場の今を紐解く【中国デジタル企業最前線】

中国版Shopifyは生まれるのか? 中国MarTech市場の今を紐解く【中国デジタル企業最前線】

中国企業の最新動向から、DXのヒントを探っていく本連載。今回フォーカスしたのは、DXの中核を担うMarTech領域です。MarTechの先進国であるアメリカと比較したときに、中国市場の優位性はどこにあるのか。なぜグローバル・プライマリーマーケットは中国のMarTech市場に巨額の投資を行うのか。中国のMarTech企業は、どのように分類できるのか。群雄割拠する中国MarTech市場の最前線に迫ります。

「※廃止※ マイクロDX」

地方×デジタル

建築棟数が倍増し、広告費は半分に。UターンしたWebマーケティング専任担当者が建設業界に起こしたデジタルシフト

建築棟数が倍増し、広告費は半分に。UターンしたWebマーケティング専任担当者が建設業界に起こしたデジタルシフト

仕事の特性や長年の商習慣から、まだまだデジタルシフトが進まない業界は多い。もちろん全てをデジタル化すれば良いわけではないものの、デジタルを活用することで生産性が向上したり、新たな可能性が見つかることもある。 今回は、地方、中小企業を支援するソウルドアウト株式会社代表取締役会長CGOの荻原猛氏が、新潟の建築業界のデジタルシフトについて、坂井建設株式会社マーケティング部部長、Webディレクターの古川和茂氏にお話を伺った。

すべての企業がデジタルマーケティングを活用できる社会に SO Technologiesが開発する「集客ロボット」とは。

すべての企業がデジタルマーケティングを活用できる社会に SO Technologiesが開発する「集客ロボット」とは。

地方、中小・ベンチャー企業のデジタルマーケティング支援を加速させるべく、7月に誕生したSO Technologies株式会社。前半のインタビューでは、代表取締役を務める山家秀一氏に「人力を脱却しテクノロジーによってデジタルシフトを支援する」とのビジョンを伺った。後半では、具体的にどんな取り組みをしていくのかを紐解いていく。

日本全国 全ての企業をデジタルシフトするために 集客ロボットで「安く、簡単で、効果的な」デジタルマーケティングを実現する

日本全国 全ての企業をデジタルシフトするために 集客ロボットで「安く、簡単で、効果的な」デジタルマーケティングを実現する

日本企業のデジタルシフトを推進する上で、注目しなければならないのが、日本企業約400万社のうち99.7%を占める、地方、中小・ベンチャー企業だ。これらの企業のデジタルシフトを、どう成し遂げるのか?その課題に正面から向き合ってきたのが、地方、中小・ベンチャー企業に特化してデジタルマーケティングを支援し、2019年3月に東証一部上場を果たしたソウルドアウトグループだ。 今回は、同グループ取締役であり、テクノロジーに特化した連結子会社SO Technologies株式会社の代表取締役を務める山家秀一氏に、地方、中小・ベンチャー企業の現状や課題感、デジタルシフトを実現するためのビジョンについて、お話を伺った。

クライアントファーストを貫き、企業に選択肢を。地方のデジタルシフトを促進し、新たな市場を創出する。

クライアントファーストを貫き、企業に選択肢を。地方のデジタルシフトを促進し、新たな市場を創出する。

「中小・ベンチャー企業が咲き誇る国へ」。ソウルドアウトでは、この志を共にするパートナーとの共創に取り組んでいます。今回は、ヤフー株式会社執行役員メディアカンパニーマーケティングソリューションズ統括本部長の赤星大偉さんと、ソウルドアウト株式会社取締役COOの伊藤雄剛さんにお話を伺います。

地方・中小企業の可能性が日本を輝かせる。 日本10年目のFacebookが取り組む、地方創生の一歩目。

地方・中小企業の可能性が日本を輝かせる。 日本10年目のFacebookが取り組む、地方創生の一歩目。

「中小・ベンチャー企業が咲き誇る国へ」。ソウルドアウトでは、この志をともにするパートナーとの共創に取り組んでいます。「TALK」ではソウルドアウト社員と、志をともにするパートナー企業のみなさまの対談をお届けします。今回は、フェイスブック ジャパン執行役員でSMB(中小企業)担当の井上英樹さんと、ソウルドアウト執行役員でデジタルマーケティング支援事業、メディアの運用と仕入れ・テクノロジー開発を統括する伊藤雄剛さんにお話を伺います。

「AI」

ChatGPTのライバル!? 生成AIサービス「Claude 3」を提供する「Anthropic(アンソロピック)」〜海外ユニコーンウォッチ #16〜

ChatGPTのライバル!? 生成AIサービス「Claude 3」を提供する「Anthropic(アンソロピック)」〜海外ユニコーンウォッチ #16〜

「ユニコーン企業」ーー企業価値の評価額が10億ドル以上で、設立10年以内の非上場企業を伝説の一角獣になぞらえてそう呼ぶ。該当する企業は、ユニコーンほど珍しいという意味だ。かつては、MetaやX(旧、Twitter)もそう称されていた。本連載では、そんな海外のユニコーン企業の動向をお届けする。今回は、生成AIサービス「Claude(クロード) 3」を提供する「Anthropic(アンソロピック)」を取り上げる。Claude 3は、2024年3月に発表されたばかりで、性能の高さが注目されている。

AI

QuizKnock×GUGAが語る、生成AIを「教育」にどう取り入れる?「【生成AI×教育入門】生成AIを使える、教えられる先生になろう!」イベントレポート

QuizKnock×GUGAが語る、生成AIを「教育」にどう取り入れる?「【生成AI×教育入門】生成AIを使える、教えられる先生になろう!」イベントレポート

生成AIの進化と普及が進むなか、今の子どもたちは、幼少期から生成AIに触れることができる「生成AIネイティブ」といえるでしょう。現在、インターネットが当たり前に使われていることと同様に、子どもたちが生成AIを当たり前に活用する未来はすぐそこまで来ているように思われます。 そのような世代に向け、学校や教員は生成AIを教育にどのように取り入れていくといいのでしょうか。こうした課題に向き合い、教員たちに生成AIの活用方法を伝えるため、株式会社batonが運営するWebメディア「QuizKnock」と、一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)は、現職教員向けイベント「【生成AI×教育入門】生成AIを使える、教えられる先生になろう!」を2024年3月17日に開催しました。 今回は、本イベントから、AIメディア「AINOW」編集長 小澤 健祐氏、株式会社baton コマース部 ゼネラルマネジャー 田村 正資氏、一般社団法人生成AI活用普及協会 企画室 室長 三浦 康平氏が登壇し、生成AIと教育・教員の関係について語った各講演をレポートします。教育現場における生成AIの活用方法や取り組み方について、三名がそれぞれの視点から、今まさに現場で直面している教員に向けて解説しました。

AI

画像生成AIの登場で根本から変わる広告制作

画像生成AIの登場で根本から変わる広告制作

 生成AIが広告業界を根本から変えてしまう技術であることは、どうやら間違いないと言えそうです。テキスト生成AIに加え、画像生成技術の登場が新たな可能性を切り拓くことで、広告クリエイティブの制作プロセスは全く新しいものに生まれ変わりつつあります。 今回は、この変化の最前線にいる、Re Data Science株式会社 代表取締役社長、高田悠矢氏に、その背景や具体的な内容について解説していただきます。

AI

生成AIブームの火付け役「ChatGPT」を生み出した「OpenAI」 〜海外ユニコーンウォッチ #13〜

生成AIブームの火付け役「ChatGPT」を生み出した「OpenAI」 〜海外ユニコーンウォッチ #13〜

「ユニコーン企業」ーー企業価値の評価額が10億ドル以上で、設立10年以内の非上場企業を伝説の一角獣になぞらえてそう呼ぶ。該当する企業は、ユニコーンほど珍しいという意味だ。かつては、FacebookやX(旧、Twitter)もそう称されていた。本連載では、そんな海外のユニコーン企業の動向をお届けする。なお、昨今の市場環境を鑑み、本記事は特別に「設立10年以内」という制限を外してユニコーン企業として選出する。 今回は、生成AIサービス「ChatGPT」を運営する「OpenAI」を取り上げる。最近では、提供する生成AIサービスについてはもちろんのこと、同社の共同創業者でもある、実業家のイーロン・マスク氏がOpenAIに対し訴訟を起こしたことでも話題となった。

AI

生成AI活用事例 「【生成AI×マーケティング最先端】生成AI時代のマーケターに求められる必須スキルとは」セミナーレポート

生成AI活用事例 「【生成AI×マーケティング最先端】生成AI時代のマーケターに求められる必須スキルとは」セミナーレポート

世界中に衝撃を与えたChatGPTのリリースから一年以上が経ち、生成AIがビジネスの現場で活用されることが増えており、業務効率化をはじめとする成功事例も公開されるようになってきました。そのようななかで、マーケティング業界における生成AIの活用事例や、生成AI時代のマーケターに求められるスキルを伝えるべく、一般社団法人ウェブ解析士協会は、2024年1月16日(火)、オンラインセミナー「【生成AI×マーケティング最先端】生成AI時代のマーケターに求められる必須スキルとは」を開催しました。 今回は、本セミナーから、一般社団法人生成AI活用普及協会(以下、GUGA) 企画室 室長 三浦 康平氏と、株式会社オプト AIソリューション開発部 部長 田中 宏明氏が登壇したプログラムをレポートします。それぞれのプログラムでは、生成AIを取り巻く動向やマーケティング業務での具体的な活用事例などが明かされたほか、セミナーの最後には三浦氏から、改めて、生成AI時代のリスキリングのポイントが語られました。

AI

『生成AI導入の教科書』著者・おざけん氏に聞く。ココで差がつく! 企業の生成AI活用術

『生成AI導入の教科書』著者・おざけん氏に聞く。ココで差がつく! 企業の生成AI活用術

ChatGPTの登場以来多くの注目が集まる生成AIですが、企業での活用率は決して高いとはいえない状況が続いています。2023年6月に発表された帝国データバンクの調査によると、実際に業務で生成AIを活用している企業はわずか9.1パーセント。DXの時代において、なぜ生成AIは企業での導入が進まないのか。 今回は、生成AIの本質から企業での導入プロセスを体系的に解説したことでAmazonでもベストセラーとなった『生成AI導入の教科書』の著者であり、AI専門メディア AINOWの編集長を務める小澤 健祐(おざけん)氏を取材。企業のAI推進を支援する株式会社デジタルシフト AI イノベーション推進室室長 内田隼人氏が、企業が生成AIを導入して効率的に活用するための方法についてお話を伺いました。

AI

「※廃止※ スタートアップ&最先端テクノロジー」

日本初 宇宙ベンチャーIPO、月面開発を目指す「株式会社ispace」 〜IPOから読み解く、デジタルシフト#7〜

日本初 宇宙ベンチャーIPO、月面開発を目指す「株式会社ispace」 〜IPOから読み解く、デジタルシフト#7〜

多くの企業が目標の一つとして掲げ、憧れ、夢を見る言葉、「上場」。これを達成した企業は資金調達の規模が大きくなり、さらなる挑戦ができるとともに、社会的に認められたという箔が付く。何百万社とある日本企業のなかで、上場企業は約3,800社。非常に狭き門を突破した、選ばれし企業たちだ。 本記事では、デジタルシフトを実現しながら新規上場を果たした企業に焦点を当てていく。今回は、月面開発を目指す「株式会社ispace」を取り上げる。同社は、2023年4月12日に東証グロース市場に上場した。初値は1,000円で公開価格の254円を上回った。

Web3時代の檀家制度!? 「寺DAO」。NFT購入で寺院と伝統職人を継続的にサポート

Web3時代の檀家制度!? 「寺DAO」。NFT購入で寺院と伝統職人を継続的にサポート

Web3を理解するキーワードの一つである「DAO(Decentralized Autonomous Organization、分散型自律組織)」。管理者が存在しない非中央集権型の新しいコミュニティであり、昨年にはデジタル庁も独自のDAOを立ち上げてニュースになりました。今回はDAOの仕組みを応用して、寺院と伝統職人の継続的なサポートを行う「寺DAO」を共同運営するフレームダブルオーの代表取締役社長 原 麻由美氏と同社CTOのaggre氏に、DAOと従来のコミュニティの違いについてお話を伺いました。

Web3時代の多目的コミュニケーションツール「Status」 〜Web3サービス徹底解説 #3〜

Web3時代の多目的コミュニケーションツール「Status」 〜Web3サービス徹底解説 #3〜

「Web3(Web3.0)」とは、ブロックチェーン技術を活用した新しいインターネットを指す概念だ。管理者を必要としないことから「分散型インターネット」とも言われている。中央集権型の「Web2.0」とは大きく異なり、インターネットに革命をもたらすと期待され、近年、注目を浴びている。この連載では、そんなWeb3に関連するサービスを紹介していく。今回は、多目的コミュニケーションツール「Status」を取り上げる。

精神疾患の治療をアプリで。emolが見据える“デジタル治療”の未来

精神疾患の治療をアプリで。emolが見据える“デジタル治療”の未来

日本国内において精神疾患を有し、通院などをしている患者数は年々増加しています。しかし、医師にとっての費用対効果の低さから適切な治療が進んでいない現状があることも事実です。それらの状況を打破する可能性があると考えられているのが、スマートフォンのアプリなどを利用して行う「デジタル治療」です。海外ではすでに多くのアプリが治療用として国の認可を受けていますが、日本ではデジタル治療として認可を受けているアプリは未だ三つしかありません。 現在、日本でこの領域に取り組んでいるのが、AIキャラクターと会話することで感情を記録し、メンタルヘルスをサポートするアプリ「emol(エモル)」を運営するemol株式会社です。同社は「物事の受け取り方や考え方の歪みを改善し、柔軟な捉え方に基づいて行動する」という認知行動療法に着目し、その療法を取り入れた精神疾患治療用アプリを開発中。今回は、同社でCEOを務める千頭 沙織氏にemolの開発経緯や、精神疾患のデジタル治療市場の動向、今後の展望についてお話を伺いました。

VTuber領域で2社目、VTuber事務所「ホロライブ」運営のカバー上場。 〜IPOから読み解く、デジタルシフト #6〜

VTuber領域で2社目、VTuber事務所「ホロライブ」運営のカバー上場。 〜IPOから読み解く、デジタルシフト #6〜

多くの企業が目標の一つとして掲げ、憧れ、夢を見る言葉、「上場」。これを達成した企業は資金調達の規模が大きくなり、さらなる挑戦ができるとともに、社会的に認められたという箔が付く。何百万社とある日本企業のなかで、上場企業は約3,800社。非常に狭き門を突破した、選ばれし企業たちだ。 本記事では、デジタルシフトを実現しながら新規上場を果たした企業に焦点を当てていく。今回は、VTuber事業を手がける「カバー株式会社」を取り上げる。同社は、2023年3月27日に東証グロース市場に上場した。初値は1,750円で公開価格の750円を上回った。

クルマがスマホ化!? ソニー・ホンダのEV「アフィーラ」が「移動」の概念を変える

クルマがスマホ化!? ソニー・ホンダのEV「アフィーラ」が「移動」の概念を変える

2023年1月に開催された、世界最大級といわれるテクノロジーの見本市「CES 2023」でソニー・ホンダモビリティが発表した新ブランドの「AFEELA(アフィーラ)」。会場ではセダン型のプロトタイプのモデルが展示され、大きな話題を呼びました。洗練されたミニマルデザインの車体前面に外部とのコミュニケーションが取れる「メディアバー」を搭載した姿は、まさに未来そのもの。「高付加価値EV」をコンセプトにした AFEELAとは、どのようなEVなのでしょうか。「移動空間を感動空間に進化させる」と語る、代表取締役会長兼CEOの水野 泰秀氏を直撃しました。

「※廃止※ 人・組織・リーダーシップ」

GAFAMで進む、オフィス復帰。「生産性」にまつわる、経営層と社員間のギャップとは

GAFAMで進む、オフィス復帰。「生産性」にまつわる、経営層と社員間のギャップとは

コロナ禍をきっかけにリモートワークが広く普及しましたが、パンデミックの終焉に伴い、オフィスワークへの復帰(Return to Office=RTO)を試みる企業が増えています。GAFAM(※1)らテック大手各社の対応はハイブリッドワークも含め企業ごとに分かれていますが、社員たちがオフィス復帰に反発する事例も出ています。その要因は、オフィス復帰を進める経営層と、リモートを求める社員間での「生産性」の認識のギャップにあるようです。 では、GAFAMなどの経営層はなぜオフィス復帰を促進しているのでしょうか。今回は、シンガポール在住ライターで、グローバル企業の動向に詳しいLivit Singapore CTOの細谷 元氏に、GAFAMを中心とするテック大手の働き方の動向とその理由を解説していただきました。

【DX格差拡大中 #3】DXがうまくいかない企業が抱える「闇」とは何か。DX後進国である日本企業の現在地

【DX格差拡大中 #3】DXがうまくいかない企業が抱える「闇」とは何か。DX後進国である日本企業の現在地

DXはもはや、企業にとって欠くことのできない重要な経営課題であり、多くの企業がDXの必要性を実感しています。しかしながら、DX推進がうまくいっている企業は一握りに過ぎません。これまで、100社を超える日本企業のデジタルシフトを支援してきたデジタルシフト社の取締役CTOの山口 友弘氏とDX開発事業統括責任者である野呂 健太氏とは、コロナ禍を経てDXがバズワードとなっている状況下において、「企業間の『DX格差』は拡大している」と語ります。 DX格差が生じる理由はどこにあるのでしょうか? そして、その差を埋めるための一手とは――。DXの最前線を走るプロフェッショナルが、全4回にわたってお届けする連載対談企画。第3回は、同社に舞い込む依頼案件やDXの市況をもとに、DXがうまくいかない三つの事例を紹介。それらの企業が抱える闇を徹底解剖するとともに、光明を見つけるためのヒントを二人が探します。

来たるべき79万人のIT人材不足に日本はどう対応する? ハイブリッドテクノロジーズ ミン氏×パーソルキャリアCTO岡本氏が語る「ベトナムのオフショア開発の強み」

来たるべき79万人のIT人材不足に日本はどう対応する? ハイブリッドテクノロジーズ ミン氏×パーソルキャリアCTO岡本氏が語る「ベトナムのオフショア開発の強み」

少子高齢化の影響により2030年には約79万人のIT人材が不足すると試算されている日本。そのような背景で以前より行われてきたのが、開発拠点を海外に移す「オフショア開発」です。今回、日本とベトナムのリソースを融合させた新しい「オフショア開発」を行う、ハイブリッドテクノロジーズの代表取締役社長であるチャン・バン・ミン氏と、パーソルキャリアでCTO(Chief Technology Officer)を務める岡本 邦宏氏の特別対談が実現。経済発展著しいベトナムでのオフショア開発にはどのようなメリットがあるのか。お二人の対談を通じてその魅力を解き明かします。

【デジタルリスク対策のプロに聞く】企業ブランドの失墜を防ぐ、SNS炎上対策

【デジタルリスク対策のプロに聞く】企業ブランドの失墜を防ぐ、SNS炎上対策

さまざまなSNSの普及により、企業などの組織だけではなく、個人も情報をどんどん発信できる現代。それにともなって、多くの人々の拡散によって企業側が炎上トラブルに晒される機会も多くなっています。今回は、企業のリスク管理担当者やリーダーが知っておきたい、SNSの炎上トラブルの傾向や対応方法について、SNSなどのソーシャルリスクに詳しい株式会社エルテスの國松 諒氏にお話を伺いました。

【成長戦略としてのIPOを考える】IPO支援のプロが教える「IPOのリアル」

【成長戦略としてのIPOを考える】IPO支援のプロが教える「IPOのリアル」

IPOを取り巻く環境の変化が激しい現在、IPOをロードマップに据えるか否かの意思決定を含め、自社の成長戦略としてIPOをどのように位置づけるのか。そして、IPOへ向けて、していくべきこと、してはいけないことの整理に悩む経営者も多いのではないでしょうか。そんな議題に答えるべく、2023年2月6日、株式会社バンカブルが主催するウェビナー「成長企業が知っておきたい、IPOの肝 ~最新トレンド・ロードマップと優良財務体質へ向けた新たな投資手法とは?」が開催されました。 株式会社KIC 取締役の伊藤 俊哉氏と株式会社バンカブル 代表取締役社長の髙瀬 大輔氏が登壇し、前半は伊藤氏からIPOの最新トレンドやIPOに向けた戦略などが語られ、後半には髙瀬氏より広告費に特化した分割・後払い(BNPL)サービス「AD YELL(アドエール)」についての紹介がありました。本記事では、このウェビナーの内容をレポートします。

リスキリングなくして日本の未来はない。Schoo CEOとキラメックス代表に聞く、将来の見通しが困難な時代のキャリア戦略

リスキリングなくして日本の未来はない。Schoo CEOとキラメックス代表に聞く、将来の見通しが困難な時代のキャリア戦略

今後5年間で1兆円の予算を「リスキリング」に投入することを発表した岸田政権。DXの推進やAIの発展により仕事の形が大きく変わることが予想される将来に備え、リスキリングの実施は急務といわれています。社会人になっても常に学び続ける必要のある時代において、私たちはキャリア戦略をどのように捉えるべきなのか? 365日オンライン授業をライブ配信する株式会社Schooの森 健志郎CEOと、オンラインプログラミングスクールTechAcademyを運営するキラメックス株式会社の樋口 隆広代表の意見を伺います。

「DX経営」

急成長スタートアップ経営陣が語る、各事業フェーズで感じる「課題」とは? バンカブル × FastGrow 「スタートアップ企業経営の『ここだけの話』」イベントレポート

急成長スタートアップ経営陣が語る、各事業フェーズで感じる「課題」とは? バンカブル × FastGrow 「スタートアップ企業経営の『ここだけの話』」イベントレポート

短期間で大きな成長を目指す企業である「スタートアップ」。一方で、急速な成長を目指すからこそ、まさに「成長痛」とも言えるような課題や問題が発生することもまた事実です。そのような課題と解決策に向き合うべく、分割・後払い(BNPL)サービス「AD YELL(アドエール)」「STOCK YELL(ストックエール)」を展開する株式会社バンカブルと、スローガン株式会社が運営するビジネスコミュニティ「FastGrow」は、2024年3月28日、オフラインイベント「スタートアップ企業経営の『ここだけの話』─アーリー期からミドル期の難局とその解決策を探る」を開催しました。異なるフェーズの急成長スタートアップ4社から、起業家・経営者を招き、それぞれが直面している悩みや、その解決策を探りました。今回は、本イベントで行われたトークセッションをレポートします。 トークセッションでは、株式会社Sales Marker 代表取締役 CEO 小笠原 羽恭氏、ポジウィル株式会社 代表取締役 金井 芽衣氏、株式会社Linc’well 執行役員 Chief Financial Officer(CFO)兼 コーポレート部長 新貝 仁那氏、X Mile株式会社 Co-Founder COO 渡邉 悠暉氏が登壇し、株式会社バンカブル 代表取締役社長 髙瀬 大輔氏がファシリテーターを務めました。立場や事業フェーズの異なる4名それぞれが、今、感じている組織の課題や今後のさらなる成長に向けたポイントについて明かしました。

DX経営

「ウェルエイジングといえばキューサイ」のイメージを創り出す、プラットフォーム構想とは【青汁キューサイの大改革 後編】

「ウェルエイジングといえばキューサイ」のイメージを創り出す、プラットフォーム構想とは【青汁キューサイの大改革 後編】

「まず~い、もう一杯!」のTVCMで一世を風靡したキューサイ。いまも、青汁にこのイメージを持つ人がいるのではないでしょうか。しかし、当のキューサイにとって、それは過去のこと。青汁はブランド名を『THE KALE(ザ・ケール)』と変えて顧客の裾野を広げているほか、商品ラインアップもヘルスケア、スキンケア領域へと拡大。佐伯澄氏が社長に就任した2022年からは、『ウェルエイジング』というブランドを掲げ、お客さまとより深くつながろうと試みを続けています。 前後編でお送りしている、佐伯氏のインタビュー記事。後編は、キューサイのデータ起点のマーケティング戦略と、現在構想している新たなプラットフォームの概要に触れながら、同社の目指すユーザーとの関係づくりの要諦に迫ります。

DX経営

テレビ通販だけでは売れない時代に キューサイが目論むデジタル変革【青汁キューサイの大改革 前編】

テレビ通販だけでは売れない時代に キューサイが目論むデジタル変革【青汁キューサイの大改革 前編】

「まず~い、もう一杯!」のTVCMで一世を風靡したキューサイ。いまも、青汁にこのイメージを持つ人がいるのではないでしょうか。しかし、当のキューサイにとって、それは過去のこと。青汁は、ブランド名を『THE KALE(ザ・ケール)』に変更し顧客の裾野を広げているほか、商品ラインアップもヘルスケア、スキンケア領域へと拡大。Amazonで生鮮食品宅配事業の立ち上げに携わった佐伯澄氏が社長に就任した2022年からは、『ウェルエイジング』というブランドを掲げ、お客さまとより深くつながろうと試みを続けています。 社長である佐伯氏にキューサイのマーケティング戦略と思想、そこに基づく数々の施策についてお話を伺い、前後編でお届けする今回の記事。前編では、顧客の購入動機や購入チャネルが大きく変容している時代に、キューサイはどのような改革を行っているのか。その変遷を辿ります。

DX経営

LINEヤフー・一休に学ぶ、データ・AIの活用事例 「データ・AIを使いこなす『人・組織』になるには」勉強会レポート

LINEヤフー・一休に学ぶ、データ・AIの活用事例 「データ・AIを使いこなす『人・組織』になるには」勉強会レポート

データ分析やAI活用の重要性はますます高まっており、どのような業種・業務においても無視できない存在になっています。しかし、元々IT技術に触れておらず、そのきっかけもなかなか掴めないという人も多いのではないでしょうか。 LINEヤフー株式会社は、2024年1月29日、キラメックス株式会社と連携し、生成AIの業務活用などを学ぶことができる「データ・AI活用人材育成プログラム」を法人向けに提供開始しました。本プログラムは、未経験者や初心者でもIT技術を使いこなせるよう、「文系デジタル人材」の育成支援を目指しています。この発表に合わせて、両社は同日、「データ・AIを使いこなす『人・組織』になるには」をテーマとした勉強会を開催しました。今回は、本勉強会のなかで行われたトークセッションをレポートします。 トークセッションでは、株式会社一休 代表取締役社長の榊 淳氏と、LINEヤフー株式会社 人事総務統括本部 ピープルアナリティクスラボチームの佐久間 祐司氏が登壇しました。各社のデータ活用に関する取り組みが語られた後は、「データ・AI を使いこなす『人・組織』」をテーマに、一休とLINEでのデータ活用事例や、その具体的な進め方が明かされました。

DX経営

「運動ノーガチ勢」の習慣を変えた。chocoZAP急成長の裏にある、徹底したDX施策

「運動ノーガチ勢」の習慣を変えた。chocoZAP急成長の裏にある、徹底したDX施策

サービス開始から1年5ヶ月で会員数100万人を突破するなど、快進撃の続くchocoZAP(チョコザップ)。店内はトレーニングマシンだけでなく、セルフエステやセルフ脱毛の機器、マッサージチェアやワークスペースが並ぶ、至れり尽くせりの空間となっています。従来のジムがターゲットにしていた「筋トレガチ勢」ではなく、徹底的に初心者フレンドリーにした戦略が功を奏し、40都道府県に1,160店舗※の出店を達成しました。完全無人化のchocoZAPの躍進を支えるDX戦略について、RIZAPグループ 代表取締役の瀬戸 健氏に伺います。 ※2023年11月14日時点

DX経営

「Cookieレス時代」をどう乗り越えるか。「業界のリーダーが語る、これからのマーケティング~Cookieレスの最新動向とその先のLTV戦略~」イベントレポート

「Cookieレス時代」をどう乗り越えるか。「業界のリーダーが語る、これからのマーケティング~Cookieレスの最新動向とその先のLTV戦略~」イベントレポート

個人情報保護の世界的な潮流からCookie規制が強まり、デジタルマーケティングにおいて「Cookieレス時代」が訪れました。従来のリターゲティング広告などによるマーケティング手法から、顧客一人ひとりとのエンゲージメントを高めるLTV(※1)を重視したマーケティング手法へと見直す企業が増えています。 2023年11月1日(水)、株式会社オプトがオフラインイベント「業界のリーダーが語る、これからのマーケティング~Cookieレスの最新動向とその先のLTV戦略~」を開催し、Cookieレスの最新動向や企業に求められる対応、今注目が高まっているLTV戦略について議論しました。本記事では、そのなかから、二つのパネルディスカッションをレポートします。 ※1 LTV:企業と顧客が継続的に取引を行うことにより顧客が生涯を通じて企業にもたらす利益のこと。一般的には商品やサービス、企業に対する顧客の愛着(顧客ロイヤルティ)が高い企業ほどLTVが高まりやすくなる。

DX経営

「DX入門」

【デジタル月間企画】日本は「デジタル敗戦国」から脱却できるか。岸田政権のデジタル政策

【デジタル月間企画】日本は「デジタル敗戦国」から脱却できるか。岸田政権のデジタル政策

2021年から日本では「毎年10月の第一日曜日・月曜日」が「デジタルの日」、デジタルの日を含む「毎年10月」が「デジタル月間」と制定されています。Digital Shift Timesでは、2021年からデジタルの日やデジタル月間に合わせた企画を行ってきました。本年は、岸田政権が進めているデジタル領域に関する政策を振り返ります。 岸田政権は主要政策となる「新しい資本主義」の一つのテーマとして「デジタル社会への移行」を挙げており、そのなかで「行政のデジタル化」「マイナンバー制度の利活用」「デジタル田園都市国家構想の実現」「AIへの取組」の4項目を掲げています。本記事では、この4項目について、それぞれの現状の進捗や直近の動向を解説します。

DX入門

ショートメッセージには気をつけろ! 山岸純弁護士に聞く、最新ネット詐欺事情。

ショートメッセージには気をつけろ! 山岸純弁護士に聞く、最新ネット詐欺事情。

インターネットが普及し始めた90年代から存在するネット上の詐欺。近年ではAmazonや日本郵便など、実在する企業名を騙ってメールを送り、架空の代金請求や個人情報を抜き取る詐欺が主流になっています。スマートフォンの普及により誰もが詐欺に遭う可能性の高い現代において、我々はどのような対策を取ればよいのでしょうか? 最新の詐欺事情に精通している山岸 純弁護士に、多様化する詐欺の手口から身を守るためのリテラシーについてお話を伺いました。

DX入門

「カルチャー」

【アフターコロナの観光戦略】日本のインバウンドに足りないブランド力とテクノロジー

【アフターコロナの観光戦略】日本のインバウンドに足りないブランド力とテクノロジー

新型コロナウィルスの「5類移行」に伴い、活況を取り戻しつつある観光業。ウィズコロナからアフターコロナの時代に移行したことで、多くの観光地が賑わいを取り戻しつつあります。インバウンド数もコロナ禍以前の2019年の基準に近づきつつある一方、オーバーツーリズムや少子高齢化による人手不足など解決しなければならない課題も残されています。2024年以降のインバウンド動向と課題を解決に導くテクノロジーについて、インバウンド戦略研究所の代表を務める清水 泰正氏に伺います。

カルチャー

サッカー元日本代表監督の岡田武史氏に訊く、AI時代を生き抜く教育【リクルート スタディサプリ教育AI研究所 所長・生成AI活用普及協会 理事 小宮山氏と探る、AI時代の教育変革】

サッカー元日本代表監督の岡田武史氏に訊く、AI時代を生き抜く教育【リクルート スタディサプリ教育AI研究所 所長・生成AI活用普及協会 理事 小宮山氏と探る、AI時代の教育変革】

人とAIの共存が当たり前になっていく社会において、教育のあり方を再定義し、アントレプレナーシップ教育を推進する必要がある。この考えのもと、リクルート スタディサプリ教育AI研究所の所長であり、一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)で理事を務める小宮山 利恵子氏が、「AI時代の教育変革」をテーマに、対談を通じて教育現場の実情や事例を紐解く連載企画。初回の対談相手は、2023年4月から学校教育の分野に乗り出す、サッカー元日本代表監督の岡田 武史氏です。 岡田氏は、愛媛県今治市に「FC今治高等学校 里山校(以下、FC今治高校)」を2024年4月に開校し、学園長に就任することを発表。「今の僕は『次世代のため、ものの豊かさより心の豊かさを大切にする社会創りに貢献する』という理念の実現のために動いています」と力強く語ります。日本を初めてワールドカップ本大会の舞台に導いた指導者は、どのような教育のビジョンを描いているのか。お二方の対談を通じその核心に迫ります。

カルチャー

【地方移住起業家による徹底対談】地方スタートアップの光と闇

【地方移住起業家による徹底対談】地方スタートアップの光と闇

未だ東京の一極集中が続くスタートアップの世界において、徐々にではありますが地方発のスタートアップが頭角を現すことも少なくない昨今。起業およびスタートアップという側面において地方と東京では、それぞれどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。今回、クリエイター・アーティスト向けにバックオフィスサービスを提供する、しろしinc. CEOにして瀬戸内VC共同代表を務める山田 邦明氏と、事業承継マッチングプラットフォーム「relay(リレイ)」を運営する株式会社ライトライトの代表取締役 齋藤 隆太氏の対談が実現。東京からそれぞれ岡山と宮崎に移り起業した二人から見た、地方スタートアップのリアルな現状を明らかにします。

カルチャー

「誰一人取り残さない」リスキリングモデルを考える【Reskilling for Japan 2023 イベントレポート】

「誰一人取り残さない」リスキリングモデルを考える【Reskilling for Japan 2023 イベントレポート】

テクノロジーの急速な進化に対応すべく、新しい知識や技術を学び直す「リスキリング」が世界的に注目されています。日本においても、人手不足への対応や労働市場の活性化を目指すため、リスキリングが推進されています。この動きをさらに強めるべく、日本リスキリングコンソーシアムは2023年10月31日、「Reskilling for Japan 2023」を開催しました。本記事では、そのなかのパネルディスカッション「『誰一人取り残さない』リスキリングモデルとは?〜リスキリングがもたらす女性活躍と地方創生〜」をレポートします。 本セッションでは、総務省 情報流通行政局 地域通信振興課長 佐々木 明彦氏、デジタル庁 戦略・組織グループ参事官 吉田 恭子氏、一般財団法人地域活性化センター 内閣官房地域活性化伝道師 新事業企画室長 吉弘 拓生氏、日本マイクロソフト株式会社 執行役員 政策渉外・法務本部長 大島 葉子氏が登壇し、ジャーナリストの浜田 敬子氏が進行を務めました。女性活躍や地方創生というテーマを中心に、それぞれ異なる立場・視点から日本におけるリスキリングの実情と課題、そして展望が語られました。

カルチャー

【有識者対談】紙の名刺は本当に必要!? 紙 or デジタル、DX時代の名刺の役割

【有識者対談】紙の名刺は本当に必要!? 紙 or デジタル、DX時代の名刺の役割

DXの進む現代においても紙が主流であり続ける名刺の世界。各社からデジタル名刺サービスが提供されていますが、依然として紙の名刺には確固たる存在感があります。紙とデジタル、これからの時代の名刺はどうなっていくのか? 紙の名刺でトップシェアを誇る東京オフィスサービスの郷 正義氏と、無限に交換できるデジタル名刺「リットリンク∞カード」を手がけるTieUpsの工藤 継太氏にお話を伺い、これからの時代の名刺のあり方について考えます。

カルチャー

コロナ禍を経て、地方に関わる会社員が増殖中。面白法人カヤックに聞く、移住や地域とのつながりの変化

コロナ禍を経て、地方に関わる会社員が増殖中。面白法人カヤックに聞く、移住や地域とのつながりの変化

コロナ禍を経て、リモートワークを取り入れる企業も増え、地方移住やワーケーションが身近な世の中になりました。皆さまの周りにも、「海のそばに引っ越した」「コロナ禍を機に、豊かな環境で子育てをするために地元へ戻った」など、生活環境を変えた人もいるのではないでしょうか。では、コロナ禍以前と以後で、地域に関わる人や自治体の対応には、どのような変化が起きているのでしょうか? 地域と地域に関わりたい人をつなぐ、関係人口づくりと移住のためのマッチングサービス「SMOUT(スマウト)」を運営する、面白法人カヤック ちいき資本主義事業部部長の中島 みき氏にお話を伺いました。

カルチャー

「テクノロジー」

世界初となる自動運転車 配車サービスを提供する「Waymo(ウェイモ)」 〜海外ユニコーンウォッチ #14〜

世界初となる自動運転車 配車サービスを提供する「Waymo(ウェイモ)」 〜海外ユニコーンウォッチ #14〜

「ユニコーン企業」ーー企業価値の評価額が10億ドル以上の非上場企業を、伝説の一角獣になぞらえてそう呼ぶ。該当する企業は、ユニコーンほど珍しいという意味だ。かつてはMetaやX(旧、Twitter)も、そう称されていた。この連載では、そんな海外のユニコーン企業の動向をお届けする。今回は、自動運転車を開発する「Waymo(ウェイモ)」を取り上げる。自動運転技術で業界をリードする存在だが、2024年2月にはリコールを行ったことでも注目された。

テクノロジー

能登半島地震でも活用された、デジタルやAIを駆使した防災。人口減少時代に整備が必要な理由とは

能登半島地震でも活用された、デジタルやAIを駆使した防災。人口減少時代に整備が必要な理由とは

2024年の元日に発生した能登半島地震。死者241人、65,000棟以上の住宅被害(2024年2月13日時点)を出し、現地では未だに断水が続き、現在もなお復旧作業が行われています。地震以外にも津波や台風、噴火などのリスクがある災害大国日本において、今や防災対策は万人が意識しなければならない課題です。 日本が防災先進国になるために、どのようにデジタルを活用することが望ましいのか。SNSによる投稿や、気象・交通データやカメラによる映像などの情報を、AI技術を活用して防災や危機管理分野に特化したソリューションを提供している株式会社Specteeの代表取締役 CEO 村上 建治郎氏に、防災とデジタルのありたい姿について伺います。

テクノロジー

2024年は「WEB3ゲーム」のターニングポイントに!? gumi × double jump.tokyo WEB3ゲーム勉強会レポート

2024年は「WEB3ゲーム」のターニングポイントに!? gumi × double jump.tokyo WEB3ゲーム勉強会レポート

近年、NFTやWEB3サービスの裾野が広がるなか、ブロックチェーン技術を活用したゲームも次々と開発されています。これらのゲームは「WEB3ゲーム」と呼ばれ、ゲームユーザーはもちろん、市場からも、その成長性が注目されています。「暗号資産」や「仮想通貨」と聞くと身構えてしまう人でも、ゲームから始めることで、WEB3の世界へのハードルが低く感じられるのではないでしょうか。そのようなWEB3ゲームの現状や将来性を解説すべく、2024年2月15日、株式会社gumiとdouble jump.tokyo株式会社による、WEB3ゲームに関する勉強会が開催されました。今回は、本勉強会のセッション「WEB3ゲーム2024年どうなる(gumi & double jump.tokyo)」をレポートします。

テクノロジー

落合陽一氏プロデュースの大阪・関西万博パビリオンに登場するデジタルヒューマン型ID基盤の背景と意義【Macnica Exponential Technology 2023 イベントレポート】

落合陽一氏プロデュースの大阪・関西万博パビリオンに登場するデジタルヒューマン型ID基盤の背景と意義【Macnica Exponential Technology 2023 イベントレポート】

インターネットの普及以来、技術革新のスピードが圧倒的に速くなったと言われるなか、生成AIの登場により、その速度はさらに増すばかりとなっています。そのような指数関数的(Exponential)に進化するテクノロジーを適切に活用すべく、2023年11月29日、株式会社マクニカが「最先端テクノロジーを俯瞰し共に未来を創る」をコンセプトとしたカンファレンス「Macnica Exponential Technology 2023」を開催しました。本記事では、そのなかから、筑波大学 准教授でメディアアーティストとして活動する落合 陽一氏が登壇したセッション「フィジカルとデジタルを生きる 新しい私の証。」をレポートします。

テクノロジー

AIと最新テクノロジーで、変化する子育て。子育ての常識はどう変わる?

AIと最新テクノロジーで、変化する子育て。子育ての常識はどう変わる?

2022年の育児・介護休業法の改正により、男性の育児休暇取得を推進する義務が企業に課せられるようになりました。政府は男性による育休取得率を2025年に50%、2030年に85%まで引き上げることを目標にしており、男性の育児参加がますます進むと予想されています。そんな時代背景もあり、注目を集めるのが子育てテック企業。今回は赤ちゃんの泣き声をAIで解析する機能を開発したファーストアセント 代表取締役CEOの服部 伴之氏と、デジタルシフトタイムズ編集部から、小学校1年生の女児と5歳の男児を持つ良田と、2歳の男児と3カ月の男児の父である大迫による鼎談を実施。AIや最新テクノロジーが子育てをどのように変革するのか。その現状と展望について意見を交わします。

テクノロジー

元・日産自動車COOが明かす日本の自動車メーカーがEV時代を制する3つの条件【Mobility Transformation 2023 イベントレポート】

元・日産自動車COOが明かす日本の自動車メーカーがEV時代を制する3つの条件【Mobility Transformation 2023 イベントレポート】

地球温暖化による気候変動の問題が長らく叫ばれており、世界中の国々や企業も対策を講じています。日本の主力産業である自動車業界も、その例に漏れません。2023年9月26日、モビリティと脱炭素・カーボンニュートラルについて考えるオンラインカンファレンス「Mobility Transformation 2023」が開催されました。主催の株式会社スマートドライブ 代表取締役 北川 烈氏は、国の方針が網羅的すぎることもあり、企業が脱炭素に取り組むハードルが高いと指摘した上で、「さまざまな企業の取り組みを知ることで、足元で何ができるかを具体的にイメージしてほしい」とカンファレンスの狙いを語りました。

テクノロジー

「プラットフォーマー」

行列飲食店に「ファストパス」。導入後の変化と、テーブルチェックが目指す、飲食業界の構造変革

行列飲食店に「ファストパス」。導入後の変化と、テーブルチェックが目指す、飲食業界の構造変革

世界34か国・地域でレストランとゲストをつなぐプラットフォームを提供する「TableCheck(テーブルチェック)」。「Dining Connected 世界中のレストランとゲストを繋ぐプラットフォーム」をミッションに掲げ、飲食店、ユーザー双方にとって、より良いダイニング体験を提供することを目指し、2024年2月には、飲食店の優先案内サービス「TableCheck FastPass(以下、テーブルチェック ファストパス)」をリリースしました。 テーブルチェック ファストパスのリリース背景や新サービスの狙い、導入事例から見るダイナミックプライシングの可能性について、株式会社TableCheck 代表取締役社長CEOの谷口 優氏に話を伺いました。

モバイルバンキングサービスを提供する非銀行のフィンテック企業「Chime」 〜海外ユニコーンウォッチ #15〜

モバイルバンキングサービスを提供する非銀行のフィンテック企業「Chime」 〜海外ユニコーンウォッチ #15〜

「ユニコーン企業」ーー企業価値の評価額が10億ドル以上で、設立10年以内の非上場企業を伝説の一角獣になぞらえてそう呼ぶ。該当する企業は、ユニコーンほど珍しいという意味だ。かつては、MetaやX(旧、Twitter)もそう称されていた。本連載では、そんな海外のユニコーン企業の動向をお届けする。なお、昨今の市場環境を鑑み、本記事は特別に「設立10年以内」という制限を外してユニコーン企業として選出する。今回は、モバイルバンキングサービスを提供するフィンテック企業「Chime」を取り上げる。最近では、2025年にも上場するのではないかという観測が報じられた。

もはや衣料ブランドだけではない。日本企業がSHEIN&Temuから学びたいこと

もはや衣料ブランドだけではない。日本企業がSHEIN&Temuから学びたいこと

日本においても、SHEIN(シーイン)およびTemu(ティームー)など、中国系ECブランドの名前を耳にすることが多くなりました。2018年以降、中国から多くのECブランドやプラットフォームが海外市場への進出を模索しはじめており、中国系ECの海外進出はますます加速しています。 市場分析機関data.aiが発表した「2024年版モバイル市場年鑑」によると、SHEIN(シーイン)は、2023年の全世界のショッピングアプリダウンロード数で1位を獲得しており、続いてTemu(ティームー)が2位となっています。今回の記事では、SHEIN(シーイン)およびTemu(ティームー)の強さの秘密を紐解くことで、日本企業が学べる点を探ります。

ドローン・ロボット分野のプラットフォーマー「ブルーイノベーション株式会社」〜IPOから読み解く、デジタルシフト #15〜

ドローン・ロボット分野のプラットフォーマー「ブルーイノベーション株式会社」〜IPOから読み解く、デジタルシフト #15〜

多くの企業が目標の一つとして掲げ、憧れ、夢を見る言葉、「上場」。これを達成した企業は資金調達の規模が大きくなり、さらなる挑戦ができるとともに、社会的に認められたという箔が付く。何百万社とある日本企業のなかで、上場企業は約3,800社。非常に狭き門を突破した、選ばれし企業たちだ。 本記事では、デジタルシフトを実現しながら新規上場を果たした企業に焦点を当てていく。今回は、ドローン・ロボット事業を手がける「ブルーイノベーション株式会社」を取り上げる。同社は、国内ドローン企業では2社目として、2023年12月12日に東証グロース市場に上場した。初値は2,023円で、公開価格の1,584円を上回った。

【業界展望】UUUM社買収はなぜ起こった!? 転換期を迎えた動画広告ビジネスの勝ち筋

【業界展望】UUUM社買収はなぜ起こった!? 転換期を迎えた動画広告ビジネスの勝ち筋

多種多様な動画コンテンツを生み出し、もはや職業として確立されているYouTuber。なかでも、YouTuberビジネスにいち早く着目し、YouTubeチャンネルのサポートを中心に、インフルエンサーマーケティングや、グッズ・イベント事業、メディア事業などを展開する業界最大のマネジメント企業がUUUM社です。 そのUUUM社が、2023年8月にIT大手のフリークアウト社に買収され、業界に大きな衝撃を与えました。まさに、インフルエンサーマーケティングや動画広告市場の大きな転換点となる出来事といっても過言ではないでしょう。 企業とインフルエンサーの関係性、動画広告のあり方や必要性はどのように変わっていくのでしょうか。株式会社オプトにてコミュニケーションプランナーとして、様々な動画広告、動画市場をみてきた株式会社オプト プランニング統括室 コミュニケーションデザイン部の中村 駿介さんに、業界の行方や未来についてお話を伺いました。

地方予選からの放映で、アマチュアスポーツの「スマホ視聴」が当たり前に。「SPORTS BULL」が変革したもの

地方予選からの放映で、アマチュアスポーツの「スマホ視聴」が当たり前に。「SPORTS BULL」が変革したもの

あらゆる産業や業界でデジタル化が叫ばれ、DXが求められるなか、急成長を遂げているインターネットスポーツメディアが「SPORTS BULL」です。これまで、中継されていなかったアマチュアスポーツの試合をライブ配信し、新たな市場を切り拓いたことで、今では月間来訪者数 2,010万人を突破しています。同サービスを運営する株式会社運動通信社 代表取締役社長の黒飛 功二朗氏に、スポーツエンターテインメントの未来や今後の展望についてお話を伺いました。

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